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佐藤隆太主演で舞台版『いまを生きる』日本初演 生徒役に宮近海斗ら

2018年06月11日 14:51  CINRA.NET

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佐藤隆太
舞台『いまを生きる』が10月5日から東京・初台の新国立劇場 中劇場で上演される。

同作は1989年に公開されたピーター・ウィアー監督、ロビン・ウィリアムズ主演の映画『いまを生きる』の舞台化作品。ニューイングランドの全寮制学院に赴任してきた、学院のOBである型破りな英語教師ジョン・キーティングと、厳格な規律に縛られた学生たちの交流を描く。2016年にオフ・ブロードウェイで舞台化され、映画版の脚本を手掛けたトム・シュルマンが舞台版の脚本も担当した。

日本初演となる今回は、学生たちに「教科書なんか破り捨てろ」と言い放つ若手の教師キーティング役を佐藤隆太が演じる。また生徒の中でも中心的存在のニール・ペリー役を宮近海斗(Travis Japan、ジャニーズJr.)、転校生のトッド・アンダーソン役を永田崇人、無邪気な生徒のノックス・オーバーストリート役を七五三掛龍也(Travis Japan、ジャニーズJr.)、同じく生徒で真面目なリチャード・キャメロン役を中村海人(Travis Japan、ジャニーズJr.)、純粋なスティーヴン・ミークス役を浦上晟周、正義感があるチャールズ・ダルトン役を田川隼嗣が務める。

さらに学院の校長ノーラン役に大和田伸也、俳優を目指すニールに反対する父親ペリー役に冨家規政、ノックスが一目惚れするクリス役に羽瀬川なぎがキャスティング。演出・上演台本は上田一豪。

佐藤は「今回、出演のお話を頂き、驚きと嬉しさが入り混じり、一気に鳥肌が立つのを感じました。というのも、『いまを生きる』という作品は、かつて様々な映画を観て俳優を志していた頃、特に刺激を与えてくれた、自分にとって大切な作品であったからです」とコメント。

宮近は「自分自身ではなく自分がニールという人間を着て、作品の中での出来事に影響を受けて役を作れるように稽古や本番に望もうと思います!」、永田は「映画『いまを生きる』を観て、僕が演じさせて頂く“トッド”はとても内向的で臆病で、自分とは真反対に属する人間だと感じました。真反対だからこそ分かることを役に投影していけたらいいなと思っています」、七五三掛は「この作品の映画を見て、自分らしく生きることの素晴らしさを強く感じました。この舞台を観に来て頂くお客様にも僕が感じたものを僕らしく伝えていきたいと思っています」とそれぞれ語っている。

チケットの発売は8月5日10:00からスタート。

■上田一豪(演出・上演台本)のコメント
「いまを生きる」という言葉は閉鎖的な寄宿学校の中で決められた人生を盲目的に歩む生徒達に、教師キーティングが与える言葉です。誰にも訪れる死を強烈に意識させることで人生に意味を与え、人生を謳歌しようと投げかける。子供の頃、こんなにも魅力的で格好いい先生がいたらなぁと憧れたことを覚えています。大人になり久しぶりに映画を見ると、キーティングの若さや青さに懐かしさや痛さを感じます。こんなに多面的な作品だったのかと驚きました。そこで舞台ではより人物の内面に迫れるように具体的な説明をそぎ落とし、それぞれの心の機微にフォーカスを当てていきたいと思っています。どの瞬間も誰もが「いまを生きる」作品。素晴らしい出演者と共に作り上げるのが楽しみで仕方ありません。

■佐藤隆太のコメント
今回、出演のお話を頂き、驚きと嬉しさが入り混じり、一気に鳥肌が立つのを感じました。
というのも、「いまを生きる」という作品は、かつて様々な映画を観て俳優を志していた頃、特に刺激を与えてくれた、自分にとって大切な作品であったからです。初めて観たのは多感な思春期の頃だったかと思いますが、キーティングのような先生の存在に憧れる気持ちがありました。特別な想いがある作品だからこそ、演じることに緊張感はあり
ますが、今回ご一緒する皆さんと信頼関係を築いていきながら、自分たちならではの舞台版「いまを生きる」をお届けしたいと思っています。

■宮近海斗(Travis Japan、ジャニーズJr.)のコメント
映画を観た時に、素直に最後のシーンで涙が溢れました。
自分は今学生ではないのですが、そのぐらい生徒の気持ちに感情が入ってしまい、自分の高校時代などを思い出したり照らし合わせたりして、ロビン・ウィリアムズさん演じるキーティング先生に出逢っていたら、こんなに規則が厳しい学校だったら、男子校だったら、今の自分と違う人生を歩んでいたのかなぁ・・と思いました。
そんな、自分にはない経験がニールという役では起こります。自分自身ではなく自分がニールという人間を着て、作品の中での出来事に影響を受けて役を作れるように稽古や本番に望もうと思います!
豪華なキャストの皆さまの中で、今から緊張しています。そして同じグループ(Travis Japan)のメンバーも出演するので、少し安心感はありますが緊張感は持ちつつ、ライバル心も持ちながらこのチームで切磋琢磨していきたいと思っております。ぜひお楽しみにしてください。

■永田崇人のコメント
映画「いまを生きる」を観て、僕が演じさせて頂く“トッド”はとても内向的で臆病で、自分とは真反対に属する人間だと感じました。真反対だからこそ分かることを役に投影していけたらいいなと思っています。そして、何と言ってもキーティング先生が机の上に登るシーンにはとても勇気をもらえました。“物事の見方を変えること”今の自分にもとて
も響いた言葉でした。この作品通して、沢山のメッセージをお客様に届けることのできる舞台になると思います。
皆様に勇気や渇望を与えることができたら嬉しいです。

■七五三掛龍也(Travis Japan、ジャニーズJr.)のコメント
今回この作品に出させて頂くことになり凄く嬉しく思っています。
この作品の映画を見て、自分らしく生きることの素晴らしさを強く感じました。
この舞台を観に来て頂くお客様にも僕が感じたものを僕らしく伝えていきたいと思っています。そして、ノックスを演じるにあたって彼の生きてきた環境や性格など全てを知った上で僕にしかできないノックスを舞台上で表現できたらなと思っています。

■中村海人(Travis Japan、ジャニーズJr.)のコメント
この作品を映画で観ました。青春を謳歌する少年たちと暖かく優しい先生のもとで成長していく生徒達がすごくキラキラしていて楽しそうでした。
僕が演じるリチャード・キャメロンは生徒の中でいちばん、根が真面目でいじられ役です。
普段の僕もリチャードにそっくりだと感じていますので、この役と仲良く公演を歩いていきたいです!
初めての環境でのお仕事なのでいっぱい勉強して、吸収していきたいです。

■浦上晟周のコメント
ミークスを演じさせて頂きます、浦上晟周です。
映画が公開されてから約30年、今でも多くの方々に愛されている作品に携われること、本当に嬉しく思っております。
僕自身、ラストシーンに感銘を受けました。
舞台に出演させて頂くのは久しぶりなので不安はありますが、素敵なキャスト、スタッフの方々と一緒に最後まで頑張りたいと思います。
観てくださった方の中に、30年先もずっと残るような舞台になりますように。

■田川隼嗣のコメント
この度、チャーリーことチャールズ・ダルトン役を演じさせていただくことになりました。
大人の圧力に屈しない高校生達の姿が舞台の上でどのように表現されるのか、とても楽しみです。
チャーリーは男らしくて熱い男の子で自分が憧れる人物像でもあるので、演じられることが嬉しいです。
お客さんの目から、耳から、チャーリーを感じてもらえるように精一杯頑張ります!