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新井浩文が七三眼鏡のクセモノ棋士に 『泣き虫しょったんの奇跡』新写真

2018年06月11日 14:51  CINRA.NET

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清又勝役の新井浩文 ©2018『泣き虫しょったんの奇跡』製作委員会 ©瀬川晶司/講談社
豊田利晃監督の新作映画『泣き虫しょったんの奇跡』から新井浩文演じる清又勝のキャラクター写真が公開された。

棋士・瀬川晶司五段の自伝的小説をもとにした同作は、26歳で将棋の道を絶たれてサラリーマンとなった「しょったん」こと瀬川晶司が35歳で再びプロ棋士を目指す姿を描いた作品。しょったん役を松田龍平、しょったんを陰ながら支える親友でライバルの悠野役を野田洋次郎(RADWIMPS)が演じる。共演者は妻夫木聡、永山絢斗、染谷将太、松たか子ら。

新井浩文が演じる清又勝は、松田龍平演じる晶司らと共にプロ棋士を目指す奨励会員の1人。公開された写真では、七三分けに眼鏡姿で将棋盤の前に座っている姿が捉えられている。

清又は劇中で奇妙な動きを数多く披露しており、新井は撮影時に監督から「扇子をペシペシやって」と演出されたという。晶司との対局シーンでは、盤上を必死の形相で見つめながら、身体をくねらせ扇子をリズミカルに打ちつけたり、晶司の背後にまわって盤上を覗き込んだりする動きを見せているとのこと。

また晶司と清又の試合をはじめとする対局シーンの撮影では、実際に瀬川晶司五段の協力のもとで入念な将棋始動を実施。松田龍平は瀬川から「最初とは段違いに上手くなった」と賛辞を贈られたほか、新井も「その昔、香車が歩を飛び越えて指していた松田さんが、めちゃくちゃ強くなっていてびっくりしました」と明かしている。