2018年F1カナダGP決勝で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは11位、ブレンドン・ハートレーはリタイアに終わった。
FP3終盤に新パワーユニットに問題が出たため、予選前にガスリーのパワーユニットは旧型に戻されたが、16番手という予選結果を受け、チームは決勝に向けてアップデート版パワーユニットのエレメントに再度交換することを決断。この後、ガスリーのホームグランプリであるフランスGP、レッドブルのホームであるオーストリアが続くため、そこでのグリッド降格を避けようとの判断だった。これによりガスリーは19番グリッドからのスタートとなった。
12番グリッドからスタートしたハートレーは、1周目にランス・ストロールにヒットされてリタイア。大きな事故だったため、メディカルセンターとサーキット近くの病院で検査を受けた結果、幸いけががないことが確認された。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
チーム代表フランツ・トスト
我々にとっていい週末ではなかった……。最初に問題が起きたのは予選だ。ピエールのマシンのパワーユニットを交換しなければならなかった。最終的に彼はグリッド最後列からスタートすることになった。
ピエールは今日、とてもいいレースをしたが、残念ながらポイントを獲得できる位置にはおらず、11位という結果だった。
ブレンドンは今週末初めから好調だったが、ストロールに壁に押し付けられる形になり、不運にもレース1周目でリタイアとなった。
このパッケージのポテンシャルをもっと引き出すことができるはずだ。今日はそれが十分ではなかった。次のフランスではもっといいパフォーマンスを発揮できるだろう。