2018年F1カナダGPの土曜予選で、レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは6番手だった。
■アストンマーチン・レッドブル・レーシング
ダニエル・リカルド 予選=6番手
僕の週末は少しリズムに欠けていて、金曜日に問題が発生したことで一歩後退してしまった。でも予選では大きく前進することができた。自分たちのパフォーマンスを考えれば、6番手よりも上の順位がふさわしいと思っている。でも上位グループは本当に僅差だったので、結果的にトップ6の最下位になってしまった。残念だけど、これ以上は不可能だったと思う。
マックス(・フェルスタッペン)はフリー走行で最速だったが、それでも僕らがここでポールを獲るのが難しいことは分かっていた。だから、明日はハイパーソフトでスタートする方がいいと考えたんだ。(フェラーリやメルセデスが選んだウルトラソフトより)ハイパーの方がグリップがあるから、スタートから1周の間に何台かを追い抜くチャンスがある。その後、タイヤをうまく労わって走っていくつもりだ。この戦略によって、僕らは積極的に攻撃していける。
最初の数周がレースの大半を決定づけることになるだろう。僕らにはまだ表彰台のチャンスがあると思うし、そういう展開になれば、テレビ的にも面白くなるはずだ。
(F1公式サイトのインタビューで語り)2014年にはここを6番グリッドからスタートして(初)優勝を挙げた。6番グリッドから勝たなかったこともあるから、明日どうなるか楽しみだね。
スタートタイヤにハイパーソフトを選ぶことでスタートでのパフォーマンスが向上し、オーバーテイクするチャンスが出てくる。冒す価値のあるリスクだと思う。僕らはライバルたちよりタイヤを持たせるのがうまいしね。彼らと同じことをして勝てるだろうかと思ったんだ。