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英エリザベス女王、サングラス着用で公務に臨んでいた理由が明らかに

2018年06月09日 21:12  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ガーデンパーティでサングラス着用のエリザベス女王(画像は『The Royal Family 2018年5月31日付Instagram「The Queen today hosted a garden party Buckingham Palace.」』のスクリーンショット)
先月のこと、屋外で行われた2つのパーティにサングラスを着用して臨んでいた英エリザベス女王。そのサングラス姿が「珍しい」と話題になっていたが、これには理由があったもよう。バッキンガム宮殿の関係者が8日、その理由について明かしている。

“王室一のファッショニスタ”は「女王では?」と囁かれるほど、毎回その華やかな装いに注目が集まるエリザベス女王。今年2月に行われた「ロンドン・ファッションウィーク」では米国版『VOGUE』のアナ・ウィンター編集長(68)とともに最前列でショーを楽しんだり、3月にはパッと目を引く明るいオレンジ色のコートに「GUCCI」のローファーを合わせて「Royal Academy of Arts」に颯爽と登場していた。

そんなエリザベス女王が最近、公務にサングラスを着用して出席していた。サングラス姿の女王を目にすることは少ないだけに「日差し対策か?」「女王のマイブームか?」と話題になっていたが、ここにきてバッキンガム宮殿の関係者が理由をこのように説明した。

「女王は先月、白内障の手術を受けていたのです。手術は無事成功しています。」

白内障は眼の中のレンズの役割をする水晶体が白く濁ってしまう病気で、通常であれば手術後は感染を防ぐために静かに過ごすことを勧められる。症状や術後の経過によっては、4~6週間ほどの安静が必要な場合もあるという。

しかし5月はヘンリー王子&メーガン妃の挙式やガーデンパーティなど、英王室にとって非常に大きな行事が目白押しであった。今でも乗馬を楽しむことがあるほど健康な体とタフな精神力で知られる女王が、白内障の手術を理由に公務をキャンセルすることは一度もなかったそうだ。

術後もサングラス着用でファッショナブルに公務を遂行し続けたエリザベス女王は、御年92歳。1952年の女王即位から66年、世界最高齢の君主は今も在位最長記録を更新中である。

画像は『The Royal Family 2018年5月31日付Instagram「The Queen today hosted a garden party Buckingham Palace.」、2018年5月15日付Instagram「Today The Queen hosted the first Garden Party of the year at #BuckinghamPalace.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)