ACOフランス西部自動車クラブは6月8日、16日に決勝レースがスタートする第86回ル・マン24時間レースに、俳優のマイケル・ファスベンダーがゲストとして来場することを発表した。
ドイツ出身のファスベンダーは映画『X-MEN』シリーズや、第86回アカデミー賞で作品賞を受賞した『それでも夜は明ける』などに出演。またアップル社の創設者であるスティーブ・ジョブズの伝記映画『スティーブ・ジョブズ』ではアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた実力派俳優だ。
そんなファスベンダーは過去にフェラーリのワンメイクレース用車両『488チャレンジ』をドライブしたこともあるほど大のレース好き。
またFIAが展開するアクション・フォー・ロードセーフティにも参加するなど、モータースポーツ、自動車業界に関係が深く、今回ル・マン24時間にゲストとしての来場が決まった。
なお、第86回ル・マン24時間にはファスベンダーのほか、プロテニスプレーヤーのラファエル・ナダル、“ル・マンの帝王”ことジャッキー・イクスも登場することがアナウンスされており、伝統の1戦にふさわしい豪華ゲストが名を連ねることになる。
ACOのピエール・フィヨン代表は「マイケル・ファスベンダーをゲストに迎えられることをうれしく思う。彼はモータースポーツのアンバサダーであり、真のエンスージアストだ。彼を招くことができるのは本当に名誉あることだ」と述べている。