イギリス出身の有望な若手ドライバーであるオリバー・ローランドが、今夏もウイリアムズF1のテストを担当することとなった。ハンガロリンクでハンガリーGP後に開催されるテストは彼にとって2度目のテストであり、チームのリザーブドライバーであるロバート・クビカも参加する。
ローランドは先月、バルセロナのカタルニア・サーキットでウイリアムズでのテストを初めて経験した。7月31日のハンガリーテストでは初日にチームのFW41を走行させ、8月1日はクビカがテストを引き継ぐ。
「F1に昇格するという僕の目標を達成するうえで、正しい方向へと前進できている」とローランドは述べた。
「バルセロナでのテストではすべてのことがとても順調だった。チームが僕を信頼し、またチャンスをくれることが分かってうれしいよ」
「F1で自分の才能を証明してみせる機会が、そう多くはないことは分かっている。チャンスが非常に限られているところだから、良い仕事をしようと努力したよ。テストは順調で、僕はより慎重なアプローチをとろうとしていた」
「すぐにラップタイムを出すことを気にするよりも、良いフィードバックを返し、一貫性を発揮することが目標だった。それでもすぐに良いタイムを出すことができたけどね」
「チームがいるべき場所に戻るためのパフォーマンスを得るために、今はもう少し作業が必要だ。だから自分がヒーローになろうとするよりも、エンジニアがまさに求めているものを提供することが重要だったんだ」
25歳のローランドは来週、マノーからル・マン24時間にも参戦する。