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プレマ・セオドール・レーシング イタリアF4第3戦モンツァ レースレポート

2018年06月08日 12:31  AUTOSPORT web

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#88 アムナ・アル・クバイシ(プレマ・セオドール・レーシング)
オリ・カルドウェル、3レース連続ポディウムによりシリーズランキング2位に浮上

2018年6月1~3日
イタリア/モンツァ

 北イタリアの雄大な自然の中に佇むモンツァで、イタリアF4第3戦が開催された。波乱に満ちた週末、ここでもプレマ・セオドール・レーシングは好調なレースを繰り広げた。
 
 才能溢れるイギリス・MSAモータースポーツ・アソシエイション・アカデミードライバーの#64 オリ・カルドウェルはレース1・2ともに2位表彰台、そしてレース3では3位表彰台、3レース連続表彰台という大活躍を見せた。この結果、カルドウェルはシリーズランキング2位へと躍り出る。

 その一方で#74 エンツォ・フィッティパルディはレース3では5位、レース1・2でノーポイントと厳しい週末を過ごすことになった。
 
 #33 ジャック・ドゥーハンはルーキークラス2勝目を挙げ、印象のあるレースを展開。ルーキークラスのもうひとりの女性ドライバーである#88 アムナ・アル・クバイシは、3レースともに完走。最上位は16位だった。

 プレマ・セオドール・レーシングは他チームに大きな差をつけて、現在チームランキングは1位。さらなる躍進に向けチームはさらに前進しています。

#64 オリ・カルドウェルのコメント
「とても良いウイークエンドでした。3レース連続ポディウムにより、貴重なポイントを得られました。またシリーズランキング2位につけたことが非常にうれしいです」

「来週末のレッドブルリンクでも良いパフォーマンスを出せるよう、今は気持ちを切り替えています。トライ・アンド・エラーを重ねながら、次のレースでもポディウムに立てるよう頑張ります」

#74 エンツォ・フィッティパルディのコメント
「厳しい週末でしたが、結果には波があるんだと感じました。すべては予選のミスから始まったんだ。後ろからのスタートだったけど、どうにか5位以内に食い込もうと挑戦してみた。でもレース1は接触によりフロントウイングを失ってしまった」

「レース2も序盤はトップ5で争っていたんだけど、最終ラップで他のマシンがクラッシュしているところに出くわしてしまった。それも不運だったと思う。レース3では11番手スタートから、なんとか5位まで追い上げることができた。全体的に良い結果とは言えませんが、シリーズランキングトップに戻れるようにベストを尽くします」
 
#88 アムナ・アル・クバイシのコメント
「初めてのモンツァでした。今日のレースはとても難しいものでしたし、予選ではマシンに問題を抱えたままのスタートでした」

「そのなかでもプッシュし、前進しようと努めました。周回を重ねるごとにトラックをより深く学ぶことができたと思います」