アウディ2.5 TFSIエンジンが9年連続でインターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーを受賞
◆2.5 TFSIが、2~2.5リッタークラスのベストエンジンに輝く
◆294kw(400hp)/480Nm。量産車ではもっともパワフルな5気筒エンジン
◆アウディスポーツ技術開発責任者オリバー・ホフマン:「5気筒はアウディブランドのアイコン」
2018年6月6日 インゴルシュタッド/シュトゥットガルト:アウディの2.5 TFSIエンジンが『インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー』の2~2.5リッターカテゴリーにおいて、9年連続となる、ベストエンジン賞に選出されました。294kW(400hp)の出力は、5気筒エンジンとして世界でもっとも高出力です。
選出理由にまず挙げられたのは、480Nmをわずか1700rpmで発生する印象的なトルク特性でした。同時に5気筒ターボエンジンならではの排気音も高く評価され、1-2-4-5-3という特徴的な隣接のある点火順序は、このエンジンに独特のリズム感をもたらす源泉になっています。
アウディスポーツGmbHの技術開発責任者オリバー・ホフマンは「5気筒エンジンは40年以上にわたって、アウディブランドのアイコンであり続けてきました。2年前、私たちは伝統の2.5 TFSIを完全に設計し直し、アルミニウム・クランクケースを与えました」と説明しています。
アウディTT RS Coupé/Roadsterに加え、この5気筒エンジンはアウディRS3 Sedan/Sportbackにも搭載されています。0-100km/h加速タイムはアウディTT RS Coupéが3.7秒、アウディTT RS Roadsterは3.9秒であり、アウディRS3 Sedan/Sportbackも4.1秒を達成しています。最高速は4モデルとも電子制御リミッターにより250km/hに制限されますが、それを280km/hに高めるオプションも用意しています。
インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤーは1999年から開催されており、各国から選ばれた65名の自動車ジャーナリストが、いくつかのカテゴリーに分けてベストエンジンを選出するものです。今回の2.5 TFSIの受賞は、アウディにとって合計14回目となる栄誉です。
※本リリースは、ヨーロッパ仕様に基づくAUDI AG配信資料の翻訳版です。