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パッチテストせずに眉ティント アレルギー反応で瞼が腫れ上がった女性(英)

2018年06月08日 04:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

眉ティントでアレルギー反応が出てしまった女性(画像は『Metro 2018年6月5日付「Mum ‘too ashamed to go outside’ after eyebrow tint swelled her eyes shut」(Picture: Hannah Corrigan/BPM Media)』のスクリーンショット)
美容院で初めての眉ティントとワックスにチャレンジした女性が、パッチテストをオファーされなかったことからアレルギー反応により目がほとんど開けられない状態に陥った。現在、女性は美容院に対し法的措置に踏み切ることを考えているという。『Birmingham Live』『Metro』などが伝えている。

英バーミンガムのステッチフォードに住む3児の母ハンナ・コーリガンさん(22歳)は5月27日、地元の美容院で初めての眉ティントとワックスの施術を受けた。友人に勧められたその美容院で、ハンナさんはマネージャーの男性に初めて受けることを伝えたが、マネージャーは「大丈夫、痛くないから心配しないで」とだけ言い、通常染髪や眉トリートメントなどの際に24時間前に行うパッチテストをオファーしなかった。

ハンナさんの顔に変化が現れたのは、施術した日の夜だった。目の周りに痒みを感じ、翌朝目覚めた時には目がほとんど開けられない状態にまで瞼や目の下が赤くなり大きく腫れ上がっていた。ハンナさんはすぐに美容院へ電話し、パッチテストを行わなかったと苦情を訴えたが、適切な対応をしてもらえなかったようだ。

その後、ハンナさんは4歳になる双子の男児と1歳の息子、そして恋人のキーロンさんとサマセット州バーナム=オン=シーのブリーンへ旅行することになっており、そのまま向かったものの旅先でも腫れが引くことはなかった。ブリーンの病院で診察を受け、抗ヒスタミン剤を注射されて薬を処方されたハンナさんは、看護師から24時間以内に収まらなければ緊急外来に行くようにと言われてしまった。せっかくの旅行にもかかわらず、腫れ上がった目元を隠すためにサングラスは外せず、ハンナさんの気持ちは落ち込んだ。

「パッチテストさえしてくれていたら、この事態は避けられたと思うのです。でもオファーされませんでした。眉ティントの間ネイルもしてもらっていたのですが、マネージャーの男性はティントを外すのを忘れていたようで、25分ほどそのままにされていました。もう6日目になるのに、一向に良くなりません。みっともないし、人にジロジロ見られるかと思うと外出するのも恥ずかしく思います。1週間サングラスを外せない状態が続いているんですよ。鏡を見る度に落ち込むし、身体だけでなく気持ちまで傷つけられました。」

ハンナさんは、自分をこのような状態にしたことを美容院側はきちんと知るべきだと話している。また、パッチテストを行わなかった美容院に対して法的措置も考えているという。現在、美容院側はこの件に関してのコメントを拒否している。なお昨年2月には、オーストラリアで眉ティントをした16歳の女性がアレルギー反応により、危うく失明しそうになったニュースが伝えられた。

画像は『Metro 2018年6月5日付「Mum ‘too ashamed to go outside’ after eyebrow tint swelled her eyes shut」(Picture: Hannah Corrigan/BPM Media)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)