花王は6月7日、これまでのボディや手洗いなど身体洗浄剤のポンプフォーマー容器の開発技術を通して、泡の形状を立体的に作るノズルを開発したと発表した。
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今回、ポンプの突出口である“ノズル”を適切な形状に設計することで、変化のある立体的な泡が作れるようになったという。さまざまなノズル、たとえば花、動物、ハート型マーク、ロケットなどの泡を作ることができるそうだ。
開発にあたっては、ケーキのデコレーションの技――クリームを用いたケーキのデコレーションは絞り口の種類やパレットナイフの交え方で平面、波形、花、人形といったさまざまなクリーム形状に変化をつくることができるという点に着目し、ノズルの形状設計への適用を試したという。
なお、ノズルの作成には「3Dプリンター」を使用。「パソコン上で自由にノズル形状をデザインし、それをすぐに正確に具現化」することができる、としている。また、今回の発表は、気液比、泡吐出量を自在に変更できる電動ディスペンサーを用いるノズルの特長についてのもの、とのことだ。
元記事はこちら:http://www.narinari.com/Nd/20180649860.html