インディカー・シリーズに参戦しているレイホール・レターマン・ラニガン・レーシング(RLLR)は6月6日、6月9日に決勝が行われる第9戦テキサスで佐藤琢磨がドライブする30号車のタイトルスポンサーにコンサルティング会社、『アビームコンサルティング』が就任することをアナウンスした。
テキサス州フォートワースにあるテキサス・モーター・スピードウェイで行われる第9戦で琢磨をスポンサードするアビームコンサルティングは、東京都千代田区に本社を構えるコンサルティング企業で1981年に創業。現在は日本をはじめ、アジア、アメリカ、ヨーロッパにも活動の場を広げている。
同社はスポーツ支援の一環として、2017年5月から琢磨とパートナー契約を交わしているほか、チームに独自分析ツールの提供、エンジニアの派遣などを行ってレース活動をサポートしている。
そんなアビームコンサルティングが、第9戦で30号車のメインスポンサーに就任。琢磨がドライブするマシンのサイドにロゴが掲出されることになった。
「去年からアビームコンサルティングにスポンサーとして携わってもらっていることを誇りに思っていますし、テキサス・モーター・スピードウェイではメインスポンサーになることをうれしく思います」と琢磨。
「彼らの情熱や仕事にかける誇りは素晴らしく、モータースポーツにもおなじ熱量で取り組んでくれています。フロリダ州オーランドにあるアビームの事務所で従業員と面会しましたが、彼らと仕事をするのが楽しみですし、レースで好成績を残したいと思います」
アビームコンサルティング・アメリカの渡辺光マネージング・ディレクターは「昨年、佐藤琢磨選手との関係をスタートさせてから、彼とはサーキットだけでなく、イベント開催などを通じて関係を深めてきました」とコメントしている。
「テキサス・モーター・スピードウェイでの1戦はシーズンでもっとも盛り上がるレースだと思っていますし、琢磨選手を応援するべく多くのスタッフが現地を訪れることになります」