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メーガン妃、異例の特別待遇でエリザベス女王の公務同行へ

2018年06月07日 13:42  Techinsight Japan

Techinsight Japan

メーガン妃との同行が決まったエリザベス女王(画像は『The Royal Family 2018年4月20日付Instagram「This evening at Buckingham Palace, The Queen hosted a dinner for representatives and Heads of Government to celebrate the Commonwealth during #CHOGM2018 week.」』のスクリーンショット)
サセックス公爵夫人(Duchess of Sussex)となって間もないメーガン妃。先日バッキンガム宮殿公式ページにて、今月14日にエリザベス女王と2人で公務へ出ることが明らかにされた。これが異例のスピードかつキャサリン妃でさえ受けることのなかった特別待遇で実現されることに、大きな関心が集まっている。

メーガン妃はヘンリー王子と先月19日に挙式を済ませたばかり。しかし今月14日には、エリザベス女王と2人きりでチェスター市などを訪れることが予定されている。2人はまずロンドンから北西約270kmに位置するチェシャー州ウィドネス市を訪れ、「カタリスト・サイエンス・ディスカバリー・センター(Catalyst Science Discovery Centre)」にて「マージー・ゲートウェイ橋(Mersey Gateway Bridge)」の開通式に出席する。その後はチェスター市の「ストーリーハウス・シアター(Storyhouse Theatre)」の開館や同市市庁舎でのランチの予定が入っている。

以前から王室入り後は意欲的に公務に取り組んでいく姿勢を明らかにしていたメーガン妃だが、エリザベス女王への単独初同行が、ロイヤルメンバーとなって1か月にも満たないタイミングで実現することに“異例のスピード”であると大きな話題を集めている。

キャサリン妃がウィリアム王子を伴わずに単身でエリザベス女王の公務に初同行したのは、2012年3月のことであった。ウィリアム王子との結婚は2011年4月、つまりロイヤルメンバーとなっておよそ1年近くが経過して初めて実現したことになる。エリザベス女王の即位60周年記念の一環として行われた「ダイヤモンド・ジュビリー・ツアー」に同行した形となったが、この時は女王の夫エディンバラ公フィリップ王配も一緒であった。華やかなファッションに身を包んだキャサリン妃の美しい姿は大きな話題となったものの、当時30歳になったばかりのキャサリン妃は「ウィリアム王子に会えないのが寂しい」と漏らしていた。

一方、サセックス公爵夫人となって間もないメーガン妃は現在36歳。白人の父とアフリカ系の母を持つ妃は離婚歴のある米国人だ。幼少期から自身のアイデンティティーに悩み、外見が理由でなかなか役を得られなかった下積み女優時代を過ごした過去がある。そんな苦労をバネに、溢れるバイタリティーと強い自立心でハリウッドを生き抜いてきた妃のタフさは相当なものだと想像がつく。

そんな妃のバックグラウンドが、ダイアナ妃の死後、10代でアルコールや薬物依存症に陥るなど苦悩したヘンリー王子を理解する良きパートナーとして評価されているのだ。「手がかかる子ほど可愛い」とはよく言ったもので、エリザベス女王も8人いる孫のなかでも、やんちゃだったヘンリー王子を特に可愛がっていると言われている。

今回の公務に向け「ロイヤル・トレイン」にてチェスター市へ向かう予定のエリザベス女王とメーガン妃。この電車を自由に利用できるのは、エリザベス女王とフィリップ王配、そしてチャールズ皇太子夫妻の4人。ウィリアム王子やヘンリー王子ですら公務で使用したことがないというから、英王室内でメーガン妃がいかに特別扱いされているかは明白だ。

暗い過去を抱えた“異端児”から、“英王室のカリスマ的ロイヤルメンバー”へと成長を遂げたヘンリー王子。可愛い孫が妻として迎え入れたメーガン妃に、女王が一目置いていることはどうやら間違いなさそうだ。

画像は『The Royal Family 2018年4月20日付Instagram「This evening at Buckingham Palace, The Queen hosted a dinner for representatives and Heads of Government to celebrate the Commonwealth during #CHOGM2018 week.」、2018年5月20日付Instagram「#RoyalWedding」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)