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岡本太郎や小磯良平ら、近代巨匠のクレパス画約150点が揃う展示開催

2018年06月07日 12:14  Fashionsnap.com

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「巨匠たちのクレパス画展」 Image by: 産経新聞社
「巨匠たちのクレパス画展」が、7月14日から9月9日まで東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館で開催される。

 クレパスは、クレヨンとパステルをもとにサクラクレパスが開発し、大正14年に商標登録された日本独自の描画材料。発色がよく、混色や塗り重ね、ひっかくなど幅広い表現が可能で、油絵具の入手が難しかった第二次大戦直後に多くの画家たちに注目された。
 同展ではクレパス開発と普及に関わった画家 山本鼎をはじめ、岡本太郎、梅原龍三郎、小磯良平、熊谷守一、猪熊弦一郎ら、100人超の近代の巨匠によるクレパス画約150点を展示。ダイナミックな鳥と繊細な陰影で太陽を描いた岡本太郎の「鳥と太陽」や、クレパスならではの発色を使い仕上げた猪熊弦一郎の「顔」など、画家によって異なるクレパスの表現を見比べることができる。
 また、クレパス誕生のエピソードや社会背景、歴史の紹介、過去の商品パッケージのほか700色のクレパスの展示も行う。展示室の外には、自由にクレパスで絵を描くことができる体験コーナーが設置される。
■「巨匠たちのクレパス画展」会期:2018年7月14日(土)~9月9日(日) ※月曜休館(ただし7月16日は開館、翌17日も開館)会場:東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館住所:東京都新宿区西新宿1-26-1 損保ジャパン日本興亜本社ビル42階開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)料金:一般 1,000(800)円、大学・高校生 700(500)円、65歳以上 800円、中学生以下無料※( )内は前売および20人以上の団体料金※前売券は4月24日(月)から7月13日(金)まで販売※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保険福祉手帳を提示の場合、本人とその付添人1人は無料。被爆者健康手帳を提示の場合、本人のみ無料。問合せ先:03-5777-8600公式サイト