ドラマ『正月時代劇「家康、江戸を建てる」』が2019年1月2日、3日にNHK総合で放送される。
原作は『第155回直木三十五賞』にノミネートされた門井慶喜の小説『家康、江戸を建てる』。江戸時代の日本を舞台に、徳川家康と「無名の男たち」が江戸の街を作り上げていく様を4K映像で描く。1月2日に前編『水を制す』、1月3日に後編『金貨の町』が放送。脚本はドラマ『半沢直樹』『陸王』などを手掛けた八津弘幸が担当した。
職人に様々な命令を下す徳川家康役を演じるのは市村正親。『水を制す』には「上水」と呼ばれた飲み水の整備を請け負う土木の素人・大久保藤五郎役の佐々木蔵之介をはじめ、生瀬勝久、優香、千葉雄大、高嶋政伸、松重豊らが出演する。演出はNHK連続テレビ小説『あさが来た』などで知られる西谷真一。
『金貨の町』には、家康と豊臣秀吉の経済戦争の中、家康から金貨の小判作りのために京都から引き抜かれる職人・橋本庄三郎役の柄本佑に加え、広瀬アリス、林遣都、伊原六花、高嶋政伸、高橋和也、吉田鋼太郎がキャスティング。演出をドラマ『紙の月』『坂の上の雲』などの一色隆司が手掛けている。