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カニエ・ウェスト、自身の精神疾患を語る「診断が下ったのは39歳の時」

2018年06月06日 17:43  Techinsight Japan

Techinsight Japan

カニエ「39歳で診断が下った」(画像は『Kim Kardashian West 2017年11月15日付Instagram「A few years ago」』のスクリーンショット)
2016年のこと、突然ステージにて「Jay-Z、俺に電話しろ」「男らしく連絡をよこせ」などと喚き、ステージから去るという驚きの行動を報じられたカニエ・ウェスト(40)。その後「明らかに精神的に不安定である」として入院を余儀なくされたのだが…。

このほどカニエ・ウェストが『Big Boy TV』の取材に応じ、自身の精神疾患についてこのように語った。

「俺は恵まれてるぜ。考えてもみろよ。精神的な問題を抱えているのに、俺と同じ立場じゃないばかりに『どうってことはねえ』なんて言えない人達がいるんだから。」
「この俺にも、診断は下っていなかったんだぜ、39歳の頃まではな。」

この発言にホストは「診断が下ったとは、具体的にどういうことか」と尋ねたが、カニエはこう断言している。

「精神的な問題について診断が下されたってことだ。」

この時、具体的な病名には触れなかったものの、新曲に「双極性障害」という語を入れてラップしているため、それがカニエの病名である可能性が高い。

そんなカニエは最近になり「I love Trump」と再びドナルド・トランプ大統領への敬愛の気持ちを明かし、Twitterで「俺のブランドは人類史上最大のアパレル社になるだろう」、また政界進出の検討をうかがわせるような数字(2024)を記すなどし「また精神的に崩壊したのではないか」などと世間に騒がれた。その際には妻キム・カーダシアンが「夫(カニエ)について不安定だのおかしいだの、あなた方のそういう解説の方が怖い」「彼は自分のことを(Twitterで)表現し、自分らしく振る舞っているだけ」とツイートし、「夫を擁護した」として話題になった。

精神的な問題を抱えつつも、音楽のみならずファッション業界でも大注目されているカニエ。エキセントリックではあるが非常に多才であることは間違いなく、存分に個性をキャリアに生かしている彼を支持するファンは少なくない。

画像は『Kim Kardashian West 2017年11月15日付Instagram「A few years ago」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)