2018年のF1第7戦カナダGPにおいて、FIAはDRSゾーンを増設し、3カ所に設けることを決めた。
昨年はDRSディテクションポイントがターン9の後に、アクティベーションゾーンはターン12の後とターン14の後の2カ所に設置されていた。今年はこれに加え、ターン5の後にディテクションポイント、ターン7の後にアクティベーションゾーンが設けられることが明らかになった。
オーバーテイクの促進を重要視しているF1は、今年の開幕戦オーストラリアで、初めて3カ所のDRSゾーンを導入した。それにもかかわらず、オーストラリアではオーバーテイクの増加がみられなかった。
FIAは2019年にDRSの効果を向上させようとしており、空力面において新技術規則を導入すると同時に、DRSゾーンを変更することも考えている。