トップへ

ブランパンGTアジアにKTMクロスボウGT4が登場へ。オーストラリアチームが中国連戦で投入

2018年06月05日 17:21  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

エクセドラ/M-モータースポーツがブランパンGTシリーズ・アジアに投入するKTMクロスボウGT4
オーストラリアに拠点を置くレーシングチーム、エクセドラ/M-モータースポーツがKTMクロスボウGT4でのブランパンGTシリーズ・アジア参戦を表明。9~10月の中国連戦に参戦する。

 チームが使用するKTMクロスボウGT4は、オーストリアの二輪メーカーであるKTMが初めて手がけた四輪自動車『KTM X-Bow』のGT4バージョン。オーストラリアGT選手権やドバイ24時間など、海外では数多くのレースに参戦している。

 今回チームが使用するマシンはドイツのライター・エンジニアリングで製作が進められており、9月22~23日の上海ラウンド、10月13~14日の寧波ラウンドに投入される。

 M-モータースポーツはメルボルンを拠点に活動しているチームで、今季はオーストリアGT選手権にクロスボウで参戦してクラス優勝を挙げている。ブランパンGTアジアの上海、寧波ラウンドに参戦するのはチームプリンシパルのジャスティン・マクミランとディーン・コッツォミディスのふたり。

 ジェントルマンドライバーであるコッツォミディスは「18カ月に渡ってブランパンGTシリーズ・アジアの動向に注目してきた」と以前からシリーズへの参戦を検討していたことを明かす。

「GT3クラスにはビッグネームが参戦しているが、ここ数カ月でGT4クラスにも名門チームや有力ドライバーが登場してきて成長を遂げている」

「去年、クロスボウGT4をテストしたときに(ブランパンGTアジア参戦の)オプションが頭をよぎり、ジャスティン(マクミラン)と中国ラウンドにKTMのマシンを持ち込もうと議論を進めてきたんだ」

 ブランパンGTアジアのGT4クラスにはポルシェやマクラーレン、メルセデスなどのGT4マシンが参戦しているが、クロスボウGT4が参戦するのはこれが初めてのこととなる。