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映画『OVER DRIVE』のトヨタ・ヤリスがラリーに参戦。JSR第2戦モントレー2018に登場

2018年06月05日 16:01  AUTOSPORT web

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モントレー2018に参戦する“スピカレーシングファクトリーのトヨタ・ヤリス”
6月1日より公開となった映画『OVER DRIVE』の劇中に登場するトヨタ・ヤリス(日本名:ヴィッツ)が、実際のラリーに参戦することが決定した。

 映画OVER DRIVEは公道を舞台に争われるモータースポーツ、ラリーを題材とした映画。人気俳優の東出昌大さん演じるメカニック檜山篤洋と、新田真剣佑さん演じるドライバーの檜山直純が所属するチーム『スピカレーシングファクトリー』の戦いを描いた作品だ。

 そんな映画に登場するヤリスが今回、実際のラリーに出場することが決定。JSR日本スーパーラリーシリーズの第2戦MONTRE 2018のエントリーリストに名を連ねた。

 2年連続で南アフリカの国内選手権を制した実績のある同車両を駆るのは、JSR第1戦の勝者であり、2018年シーズンのFIAアジア・パシフィックラリー選手権で2連勝中と波に乗る炭山裕矢。コドライバーは保井隆宏が務める。

 また、映画でメカニックの監修を行った三枝豊和さんが実際にメカニックとしてラリーに参加。そして、クルー全員が『スピカレーシングファクトリー』のレーシングスーツ、ウエアを着用してラリーに参戦する。

 ヤリスが出場するMONTRE 2018は6月8~10日、群馬県・嬬恋村を中心に開催。JSR第2戦と併催される全日本ラリー選手権には、トヨタ・ヤリスのスタントを担当した勝田範彦と奴田原文雄も出場する。

 映画の世界から飛び出したヤリスの走りに注目が集まる。