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宇宙から帰ったサッカーボール、今月開催のW杯で使用されるかも

2018年06月05日 10:31  Techable

Techable

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先日、金井宣茂さんら3人の宇宙飛行士が、国際宇宙ステーションでの168日間にもわたる任務を終えてソユーズ宇宙船カプセルで地球に帰還した。その際、宇宙ステーションで使ったサッカーボールを携えていた。

このサッカーボール、今月ロシアで開かれるワールドカップで使用される可能性があるという。
・開幕戦で使用?
サッカーボールはアディダス製のW杯公式球「テルスター18」。14日の開幕戦となるロシア対サウジアラビアの試合で使用される見込みだ。

まだ確定してはいないものの、もし実現すれば、“宇宙滞在”したボールを使う初の試合となるという。
・W杯盛り上げに一役
このボールは、ロシアの宇宙飛行士らが3月に打ち上げられたロケットで宇宙ステーションに持ち込んだが、これに先立ちロシアの国営宇宙開発企業ロスコスモスは、サッカーボールに宇宙飛行士らが名前を書き込む様子を映像で紹介。

その後、無重力の宇宙ステーション内で宇宙飛行士がサッカーに興じる動画も公開していた。

地球に帰還したサッカーボールはロシアの宇宙飛行士とともにモスクワへ。4年に1度のサッカーの祭典、W杯は毎回かなりの盛り上がりを見せるが、今回はオープンニングにこの宇宙サッカーボールが登場するかも注目ポイントだ。

ロスコスモス