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小塚崇彦、86/BRZのデビュー戦決定。レースは「集中力の長さがフィギュアスケートと違う」

2018年06月04日 19:51  AUTOSPORT web

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GAZOO Racing 86/BRZ Raceに挑戦するフィギュアスケート元日本代表の小塚崇彦
埼玉トヨペットは6月3日、フィギュアスケート元日本代表の小塚崇彦が初参戦するGAZOO Racing 86/BRZ Raceのラウンドを発表する『初参戦ラウンド発表会』を開催した。

 86/BRZレースへの参戦を希望するタレントを対象に、レース参戦をサポートするプログラム『86ワンメイクレース GreenBraveキャンプ エンターテイメント(GBエンタメ)』から参戦を目指すことになった小塚。3月には富士スピードウェイでサーキット初走行を経験し、富士スピードウェイのライセンスを取得した。4月には、レース出場に必要となる国内Aライセンスを取得し、着々とレースデビューに向け準備が進められている。

 会場で行われたトークショーで、初出場する大会を小塚自身の口から発表。出場するレースは、7月21~22日に富士スピードウェイで開催される第5戦のクラブマンシリーズ。クラブマンシリーズはアマチュア向けのシリーズで、富士ラウンドでは毎年100台近いエントリーを集めることもある。

 レースに出場するに当たり、第3戦オートポリスに視察に行った小塚は「このシリーズはものすごくタイムを競っていて驚きました。クラブマンも侮れないと思っています」と話している。

 初レースに向けた仕上がりについてはこう語る。

「最初はエンストを何回もしてしまって大変でしたが、たくさんのスタッフの方が支えてくれたので、今は運転手からドライバーっぽくなったかなというのが自分のなかの感覚です」

「レースの何が難しいかというと集中力を切らさないことです。一瞬でも集中力を切らすと、そのままスピンしたりコースアウトしたりするので、集中力の長さがフィギュアスケートと違うと感じています」

「まだまだ知らなことはたくさんありますし、自分が走っているところを客観的に見てもらったら、足りないと思われる方がたくさんいらっしゃると思います。その際はぜひお声かけ頂いて、こうしたらいいああしたらいいとアドバイスをいただければと思います」

 小塚がレースデビューする7月21日までは残り約2か月。最後に初レースに向け「練習を初めて3か月、大会は2か月後ですが、その時に持っている技術を全力で出していきたいと思いますので、応援よろしくお願いします」と意気込んだ。