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イデミツ・ホンダ・チーム・アジア 2018MotoGP第6戦イタリアGP 決勝レポート

2018年06月04日 13:51  AUTOSPORT web

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長島哲太/イデミツ・ホンダ・チーム・アジア
パウィがイタリアGPを18位でフィニッシュ
長島は転倒に巻き込まれリタイア

Rd.06 イタリアGP/ムジェロ・サーキット
2018年6月03日(日)
コンディション:ドライ
気温: 27℃ 路面: 43℃

 全21周で争われた第6戦イタリアGPの決勝レースで、IDEMITSU Honda Team Asiaのカイルール・イダム・パウィが18位でフィニッシュしました。チームメートの長島哲太は転倒に巻き込まれ、ノーポイントとなってしまいました。

 現地時間午後12時20分(日本時間午後7時20分)にスタートした決勝レースで、パウィは1周目の2コーナーでオーバーランを喫したものの、そこから周回ごとに順位を上げて、最後まで力強いペースで走り抜きました。長島は12番手を走行していた16周目の3コーナーで、他選手からの追突を受けて転倒。残念ながら、そこでレースが終わってしまいました。

 第7戦カタルニアGPは、6月15日(金)に走行を開始。Moto2クラスのFP1は現地時間午前10時55分(日本時間午後5時55分)にスタートします。

カイルール・イダム・パウィ (18位 / 40'25.918 / +43.900)
「開始直後に2コーナーでオーバーランを喫し、コース外へ出てしまいました。前の集団はすでに見えなくなっていたのですが、そこから必死で追い上げを目指し、最後までがんばって走り抜きました。いいペースで走れていただけに、この結果は残念だというのが正直な気持ちですが、次こそいい結果を獲得するためにカタルニアGPも全力で戦います」

長島哲太 (DNF / 28'36.904 / +6Laps)
「前戦のル・マンで転倒していたので、今回は確実に結果を残そうと思い、無理に前を追わずにポジションをキープしようとしていたところに、いきなり追突を受けてしまいました。自分ではどうすることもできなかっただけに残念です。モンメロ(カタルニア・サーキット)はテストでもいいフィーリングを得られているので、トップ10に入れるように気持ちを切り替えてがんばります」

青山博一 チーム監督
「パウィは1周目に他選手と接触するレーシングインシデントでコースアウトし、グラベルに入ってしまったため、大きくポジションを落としてしまいました。しかし、そのあとはトップ10勢と変わらないペースで追い上げてくれました。哲太は12位を争っていた最中に、転倒に巻き込まれてしまいました。2人ともとてもがんばっていたので、結果を残せなかったことが我々チームとしても、とても残念です。パウィと哲太にはこの悔しさを次のレースにぶつけて、ぜひとも好結果を狙ってほしいです」