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マクラーレンF1、2019年ドライバーラインアップの話し合いはサマーブレイク後に予定

2018年06月04日 12:31  AUTOSPORT web

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アロンソの去就については様々な憶測が飛び交っている
2019年のドライバーラインアップおよびフェルナンド・アロンソの将来についてサマーブレイク前に語ることはないと、マクラーレンF1チームのエグゼクティブディレクターであるザック・ブラウンが述べている。

 アロンソの将来に関してはフェラーリ、ルノーへの復帰、ハースへの移籍など様々な噂が飛び交っている。

 最近のアロンソの姿勢から、彼はF1での評価や試練に苛立ちをつのらせていることが見て取れる。パワーユニットをルノーに変更した今季のマクラーレンはパフォーマンスこそ向上したものの、チームの成績は予想を下回っており、アロンソはトップチームからかけ離れた位置でのレースを強いられている。

 デトロイトで行なわれたインディカーに姿を現したブラウンは、マクラーレンをフルタイムで同シリーズに関わらせたいとの考えを隠していない。このことから、アロンソがF1を離れてアメリカでレースをするのではないかとの憶測も、当然ながら持ち上がっている。

 しかしながらブラウンは、2019年のラインアップについての本格的な話し合いは7月末まで行なわないと主張する。

「我々の置かれた状況は、他の誰とも変わらない」

「今はまだシーズンの早い時期だ。もちろん我々の抱えるドライバーたちとは話をしているし、他チームのドライバーともピットレーンである程度の話をするかもしれない」

「フェルナンドとの話し合いについては、夏になってヨーロッパに戻り、状況が真に具体化したころに始めようと思っている」

「昨年と同様に、夏を待つことにした。フェルナンドは、近々自分がどうしたいのかを教えてくれるだろう」