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強いストレスを感じる原因、「職場の人間関係」がトップ 女性は「夫の人間関係」「言うことを聞かない子供」にもイライラ

2018年06月04日 07:01  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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男性がストレスを感じる原因は主に職場にある一方、女性は職場だけでなく家庭でもストレスを感じていることがサントリーの調査で明らかになった。

同調査は、ストレスを「強いストレス」と「弱いストレス」に分類。強いストレスとは「仕事で理不尽な命令を受けて暴れたくなるような激しい怒り」や「恋人に別れを告げられて気分がどん底まで落ち込んでいること」を指す。

激しい怒りや恋人と別れた時のような落ち込みはなかなか経験するものではないが、調査では実に32.8%もの人が1日に1回以上感じると回答している。男女別では、男性34.7%、女性30.8%と男性の方がやや多い。

男性が感じている弱いストレス1位「仕事の忙しさ」

強いストレスを感じる要因を尋ねたところ、男性が最も多く挙げていたのは「職場の人間関係」(28.5%)だった。次いで「仕事が思うように進まない」が11.2%だった。

女性のトップも「職場の人間関係」(15.7%)だったが、2番目は「夫婦・パートナーとの人間関係」で13.8%に上った。「育児の際、子供が言うことを聞かない」(10.5%)を挙げた人も多かった。

ストレス解消法として最も多かったのは、男性では「十分に寝る」(48.6%)だったが、女性では「好きなものを食べる」(57.4%)だった。

一方、弱いストレスとは「なんとなく疲れがたまって身体が重い」「子どもが言うことを聞かず、いらいらしてしまう」など日常的によく感じるようなストレスのことだ。1日に1回以上感じるという人は49.4%に上っている。こちらは女性が52.3%で男性の46.2%を上回っている。

弱いストレスを感じる要因を男女別に見ると、男性では「仕事の忙しさ」(17.3%)、「仕事が思うように進まない」(16.4%)、「職場の人間関係」(14.5%)の順に多かった。男性は主に職場でストレスを感じていることがわかる。

女性では1番目が「育児の際、子供が言うことを聞かない」(13.4%)、2番目が「夫婦・パートナーとの人間関係」(10.5%)、3番目が「家事の忙しさ」(9.8%)だった。

弱いストレスの解消法としては、男性は「好きな飲み物を飲む」が34.1%で最も多く、女性では「好きなお菓子などを食べる」が67.2%でトップだった。

調査は2017年12月に、全国の20~59歳の男女519人を対象に行われた。なおサントリーは、市場が前年比145%で拡大していることから、手軽なストレス解消法として無糖の炭酸水が選ばれている可能性を指摘。同社も今年4月「南アルプススパークリング」を発売したが、6月にはさらに同シリーズから「無糖ジンジャー」を発売する予定だ。