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二階堂ふみ、村上虹郎、宮本信子ら、日曜劇場『この世界の片隅に』 追加キャスト発表

2018年06月04日 05:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 7月スタートのTBS日曜劇場『 この世界の片隅に』に、二階堂ふみ、村上虹郎、宮本信子、仙道敦子、ドロンズ石本、木野花、塩見三省、 新井美羽、稲垣来泉が出演することが決定した。


日曜劇場『 この世界の片隅に』会見時の松本穂香と松坂桃李【写真】


 累計120万部を突破したこうの史代の同名マンガを原作とした本作は、昭和20年頃の軍港都市・呉で懸命に前を向いて生きた北條夫婦と、その家族たちの日常を描く物語。松本穂香と松坂桃李がヒロイン・すずとその夫・周作を演じ、岡田惠和が脚本を担当。尾野真千子、田口トモロヲ、伊藤蘭、伊藤沙莉、土村芳、久保田紗友の出演がすでに発表されていた。


 二階堂が演じるのは、すずと奇妙な友情を育むことになる遊郭の遊女・白木リン。すずと偶然知り合い奇妙な友情を育む、物語のキーパーソンとなるキャラクターを演じる。村上は、すずの幼なじみで、淡い初恋の相手である水原哲役を務め、不器用なすずの優しさを誰よりも理解し、陰ながら見守り続ける祖母・森田イトを宮本が演じる。


 また、すずの母・浦野キセノ役に仙道、すずの父・浦野十郎役にドロンズ石本、すずが嫁いだ北條家の隣人家族の母で、主婦仲間のリーダー的存在である刈谷タキ役に木野花、隣人家族の祖父・堂本安次郎役として塩見が出演。幼少期のすずを新井、径子の娘・晴美には稲垣が決定した。


■二階堂ふみ コメント
生と死を身体で感じる日々の中に生きていた人々の暮らし。食べる寝る、誰かを愛し、今日を紡いで明日がある。当たり前が当たり前でなかった、悲しく寂しい時代に、私達と同じ人間が、懸命に生きていたことを感じる作品にできたらと思います。


■村上虹郎 コメント
都内では連日満席で観れていなかった映画版を、運良く別府の劇場で観ることができました。劇中で幾度と鳴る空襲警報に子供が”警報飽きた~”と言うんです。その言葉がずっと脳裏に残っています。こんな素晴らしい作品を実写ドラマ化と共によりたくさんの人に届けられること、そして水原哲という役を演じられることがとても嬉しいです。ご期待ください。


■宮本信子 コメント
この作品は以前から素晴らしい物語だと思っていました。今回、岡田惠和さんの脚本、土井監督の演出で連続ドラマ化されるということで、出演させていただくことになりました。私が演じるイトは明治生まれで、その時代を生きた人。ごくごく普通の人がその人なりに一生懸命生きてきた、その“なり”を芝居に活かしていきたいです。すずを演じる松本穂香さんとは前から知っているので、自然に孫とおばあちゃんみたいな空気感でやっています。お客様がどのように感じてくださるか楽しみです。


(リアルサウンド編集部)