カニエ・ウェスト、義妹クロエ・カーダシアンの恋人を新曲でバッシング
2018年06月03日 11:52 Techinsight Japan
先月31日、米ワイオミング州ジャクソン（通称ジャクソンホール）にて新アルバム『Ye』のお披露目パーティを行ったカニエ・ウェスト（40）。最近は「奴隷」にまつわる仰天発言や、自身がプロデュースしたプシャ・Tのアルバム『Daytona』のジャケット写真に、故ホイットニー・ヒューストンのドラッグまみれのバスルーム写真を使用するなど、物議を醸してきた。そんなカニエに、ファンやショービジネス界からは「新アルバムを聴けば、彼の迷走を理解するきっかけになるのでは？」と大きな注目を集めていた。
その新アルバム『Ye』がお披露目パーティにて解禁されると…そこには、自身の精神状態やオピオイド中毒について語ったものや「奴隷発言」で妻キムの逆鱗に触れたことを綴った曲など、カニエの“ぶっ飛び発言”の背景を知るうえで手がかりとなりそうな曲が多数収められていた。
なかでもライブストリーミングしていた多くのファンの心を鷲掴みにしたのは、義妹クロエ・カーダシアンの恋人でNBA選手のトリスタン・トンプソンについて歌った曲『All Mine』だった。トリスタンは複数の女性とイチャつく浮気現場が収められた映像が流出し「妊娠中のクロエが気の毒すぎる」「最低の浮気男！」と世間から大バッシングを受けたが、この騒動をカニエは以下のように表現している。
“All these thots on Christian Mingle almost what got Tristan single”
「（出会い系サイトの）『クリスチャン・ミングル』のビッチ達のせいで、トリスタンは危うくシングルになりかけたんだぜ」
“If you don’t ball like him or Kobe / Guarantee that bitch gon’ leave you”
「トリスタンや（元NBA選手の）コービーみたいにボールの扱いが上手くなきゃ、お前はあのビッチに確実に捨てられるだろうな」
このキャッチーな歌詞がライブストリーミングで流れると、「さすがカニエ！」「参りました！」と彼の言葉遊びのセンスを称賛するツイートが多数書き込まれた。過激な歌詞や強気な態度がこれまで何度もバッシングの対象になってきたカニエ。妻であるキム・カーダシアンはそのたびに「彼はいわゆる主流と言われる意見に流される人じゃない」「普通の人の何年も先を進んでいる」などと擁護してきたが、妹やその恋人をネタにした今回の曲については、内心穏やかではないはずだ。
（TechinsightJapan編集部 c.emma）
