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【順位結果】インディカー第7戦デトロイト決勝レース結果/琢磨は今季最上位

2018年06月03日 08:21  AUTOSPORT web

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今季最上位の5位でフィニッシュした佐藤琢磨
インディカー・シリーズ第7戦がデトロイト・ベルアイルパークで開催され、2日に行われた第7戦は、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)がシーズン初勝利を挙げた。佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、今季最上位となる5位を獲得している。

 土日それぞれ予選と決勝を行うダブルヘッダー戦で開催されるデトロイトでのインディカー・シリーズ。2日に行われた第7戦は、シボレーのホームレースでホンダ勢が席巻する。

 晴天のもとスタートした第7戦の決勝レースは、ポールポジションのマルコ・アンドレッティ(アンドレッティ・オートスポート)が序盤をリードし、ディクソンが続いていく。

 10周を過ぎるとソフトのレッドタイヤが厳しくなるもマルコはトップをキープして23周目終わりでピットイン。翌周にディクソンがピットに向かい、マルコの前でピットアウトを果たす。ブラックタイヤでスタートしたレイホールもマルコの前でピットアウト。

 3ストップ作戦のライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)をトップに、ディクソン、レイホール、マルコ・アンドレッティの順で中盤戦に。

 32周目終わりで2回目のピットを終えたハンター-レイはマルコ・アンドレッティの前の3番手でピットアウト。リーダーに立ったディクソンは、2スティント目をガンガン飛ばし自己ベストを連発。後ろのレイホールにすでに6秒のリードを築く。

 レッドタイヤが厳しくなったレイホールはハンター-レイに攻め立てるもポジションをキープし、45周目終わりで最後のピットインへ。しかし、47周目にウォールにヒットし、このレース初のリタイアドライバーに。

 セーフティカー導入後、残り17周でレースは再開。トップはディクソン、ハンター-レイ、マルコ、アレクサンダー・ロッシ、エド・ジョーンズ(チップ・ガナッシ)、佐藤琢磨は6番手。

 残り14周で今度はこのレースがデビューのサンティーノ・フェルッチがクラッシュを喫し再びイエローに。

 ディクソンは2度のリスタートもうまくトップをキープし、後続に隙を見せずにそのままチェッカーフラッグ。今季初優勝を挙げた。2位は3ストップ作戦をうまく決めたハンター-レイ。3位にロッシが入った。

 2011年以来の勝利を目指したマルコは4位。琢磨はジョーンズを交わして今季最上位となる5位でフィニッシュした。

 シボレーのホームレースのデトロイトグランプリだが、トップ6をホンダが独占。シボレー最上位は7位のウィル・パワー(チーム・ペンスキー)だった。

インディカー・シリーズ第7戦デトロイトグランプリ決勝レース結果
Pos.No.DriverTeamEngLapsSP19S.ディクソンチップ・ガナッシH702228R.ハンター-レイアンドレッティ・オートスポートH705327A.ロッシアンドレッティ・オートスポートH704498M.アンドレッティアンドレッティ・ハータ・オートスポートH701530佐藤琢磨レイホール・レターマン・ラニガンH707610E.ジョーンズチップ・ガナッシH7011712W.パワーチーム・ペンスキーC70686R.ウィケンスシュミット・ピーターソンH70391J.ニューガーデンチーム・ペンスキーC70141021S.ピゴットエド・カーペンター・レーシングC7012115J.ヒンチクリフシュミット・ピーターソンH7091226Z.ビーチアンドレッティ・オートスポートH70161318S.ブルデーデイル・コイン・レーシングH70171414T.カナーンA.J.フォイト・レーシングC7015154M.レイストA.J.フォイト・レーシングC70211620J.キングエド・カーペンター・レーシングC70201722S.パジェノーチーム・ペンスキーC70131888G.チャベスハーディング・レーシングC70191923C.キンボールカーリンC70222059M.チルトンカーリンC70102132R.バインダーユンコス・レーシングC67232219S.フェルッチデイル・コイン・レーシングH55182315G.レイホールレイホール・レターマン・ラニガンH458