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インディカー・デトロイト初日:好調のホンダ勢、ハンター-レイがトップ。琢磨は巻き返しに期待

2018年06月02日 09:11  AUTOSPORT web

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デトロイト戦初日をトップで終えたライアン・ハンター-レイ
デトロイト・ベルアイルパークで開催されているインディカー・シリーズ。1日に2回のプラクティス走行が行われ、ライアン・ハンター-レイ(アンドレッティ・オートスポート)がトップタイムをマーク。佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、13番手だった。

 インディ500の熱が冷めやらぬまま、インディカーはシボレーの地元レースとなるダブルヘッダーのデトロイトグランプリを迎えた。

 土日それぞれ予選と決勝が行われるダブルヘッダー戦の初日となる1日金曜日は45分のプラクティスセッションが2回行われた。

 プラクティス1では、セバスチャン・ブルデー(デイル・コイン・レーシング)がトップ。8番手のザック・ビーチ(アンドレッティ・オートスポート)までホンダ勢が上位を独占。

 負傷中のピエトロ・フィッティパルディに代わってデトロイト戦でデイル・コインからインディカーデビューするサンティーノ・フェルッチも6番手といきなり速さを見せた。


 15時過ぎから行われた2回目のプラクティスでもホンダ勢が好調。この日のトップタイムとなる1分16秒3598をハンター-レイがマーク。2番手にスコット・ディクソン(チップ・ガナッシ)、3番手にはインディ500で予選落ちの涙を呑んだジェームズ・ヒンチクリフが続いた。



 シボレー勢トップは4番手のジョセフ・ニューガーデン(チーム・ペンスキー)。インディ500ウイナーとなり大忙しのミッドウイークを過ごしたウィル・パワー(チーム・ペンスキー)は総合12番手。

「今日のプラクティスは悪くなかったよ。ほかのクルマと比べるとまだ差はあるけど、それを見つけるよう努力している」とパワー。

 佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、29周を走行し総合13番手で初日を終えた。

「ポジティブなものをいくつか見つけることができましたが、ブレーキなどの問題で苦労していて、解決することはできませんでした。僕たちはここで強さを発揮しているので、予選でマシンの状態がどうなったかがわかるでしょうね」と琢磨はコメントしている。