トロロッソ・ホンダのシートを失う可能性もあるとうわさされるブレンドン・ハートレーについて、レッドブルのモータースポーツコンサルタント、ヘルムート・マルコは、彼の状況は芳しくないと認めた。
ハートレーはF1アゼルバイジャンGPで1ポイントを獲得したものの、チームメイトのピエール・ガスリーと比較するとパフォーマンスが劣り、アクシデントも多い。そのため、シーズン途中での解雇もあるのではないかという推測もなされている。
モナコGPの週末、ハートレーは「それを聞いて驚いた。僕には契約があるのだから」と発言し、うわさを否定した。
「F1ではいろいろなうわさが流れる。だからドライバーとしてはそれを気にしない方がいいんだ。僕はチームプレイヤーだし、陰でチームを支えるために頑張っている。自分に十分以上の能力があることは分かっている」
しかし今週の報道で、マルコがハートレーに不満を持っていると示唆したことが分かった。
「ブレンドンの状況は思わしくない」とマルコが発言したとSpeed Weekが伝えた。
「この件について落ち着いて検討し、今後何ができるかを考えていく」
ハートレーが外される場合の後任候補としては、メルセデスのジュニアドライバーであるパスカル・ウェーレイン、フェラーリ傘下のアントニオ・ジョビナッツィが考えられるほか、ウイリアムズのリザーブドライバーを務めるロバート・クビカの名前を挙げるメディアもある。