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トロロッソ・ホンダのハートレー、シート喪失の危機続く。「状況が思わしくない」とレッドブル首脳が発言

2018年06月02日 07:11  AUTOSPORT web

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2018年F1第6戦モナコGP ブレンドン・ハートレー(トロロッソ・ホンダ)
トロロッソ・ホンダのシートを失う可能性もあるとうわさされるブレンドン・ハートレーについて、レッドブルのモータースポーツコンサルタント、ヘルムート・マルコは、彼の状況は芳しくないと認めた。

 ハートレーはF1アゼルバイジャンGPで1ポイントを獲得したものの、チームメイトのピエール・ガスリーと比較するとパフォーマンスが劣り、アクシデントも多い。そのため、シーズン途中での解雇もあるのではないかという推測もなされている。

 モナコGPの週末、ハートレーは「それを聞いて驚いた。僕には契約があるのだから」と発言し、うわさを否定した。

「F1ではいろいろなうわさが流れる。だからドライバーとしてはそれを気にしない方がいいんだ。僕はチームプレイヤーだし、陰でチームを支えるために頑張っている。自分に十分以上の能力があることは分かっている」

 しかし今週の報道で、マルコがハートレーに不満を持っていると示唆したことが分かった。

「ブレンドンの状況は思わしくない」とマルコが発言したとSpeed Weekが伝えた。
「この件について落ち着いて検討し、今後何ができるかを考えていく」

 ハートレーが外される場合の後任候補としては、メルセデスのジュニアドライバーであるパスカル・ウェーレイン、フェラーリ傘下のアントニオ・ジョビナッツィが考えられるほか、ウイリアムズのリザーブドライバーを務めるロバート・クビカの名前を挙げるメディアもある。