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ロエベが「ビジュアル・エイズ」支援プロジェクトを始動、限定版Tシャツ4型発売

2018年06月01日 18:43  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

ロエベの限定版Tシャツパッケージ
「ロエベ(LOEWE)」が、エイズと共に生きるアーティストと芸術活動をサポートする団体ビジュアル・エイズ(Visual AIDS)の支援を目的としたTシャツプロジェクトを始動した。日本では6月初旬にTシャツを限定発売し、カサ ロエベ 表参道および銀座店、公式オンラインストア、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(Dover Street Market Ginza)で取り扱う。価格は各税込1万4,450円。

 同プロジェクトでは、アメリカ人芸術家 デイヴィッド・ヴォイナロビッチ(David Wojnarowicz)が1982年から1990年の間に制作した4つの作品をプリントした高級コットンのクルーネックTシャツを展開する。製作は、ビジュアル・エイズ財団とヴォイナロビッチの遺産を管理するP.P.O.W Galleryのサポートによって実現。各デザイン400枚ずつ限定販売し、収益は「ビジュアル・エイズ」に全額寄付される。
 ヴォイナロビッチは、1978年にマンハッタンのイースト・ビレッジに移り住み、アートシーンで活動。作品には、同性愛者であるヴォイナロビッチ自身の体験が取り入れられている。1980年にエイズと診断され、その後は当時のエイズ危機を主なテーマとした挑戦的な作品を手掛けた。1992年、エイズ関連症候群によって37歳で死去した。
 
■問い合わせ:ロエベ ジャパン カスタマーサービス 03-6215-6116