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MotoGP:イアンノーネ、ムジェロは大好きなコースだが「現実的にならなければいけない」

2018年06月01日 14:51  AUTOSPORT web

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アンドレア・イアンノーネ/チーム・スズキ・エクスター
MotoGP第6戦イタリアGPを前に、チーム・スズキ・エクスターのアンドレア・イアンノーネとアレックス・リンスが意気込みを語った。

■アンドレア・イアンノーネ(MotoGPクラスランキング7位)
 前戦フランスGPでは決勝で今季初の転倒リタイアに終わったイアンノーネ。ムジェロでは2015年にポールポジションからスタートして2位入賞、2016年に3位に入賞した経験を持つ。

 スズキで2年目となる今年はマシンとのマッチングも一歩進み、アメリカズGP、スペインGPと2戦連続で3位表彰台を獲得。ホームレースのイタリアGPでどのような活躍を収めることができるかに注目。

「昨年と比較して、いい状況でイタリアGPに臨むことができうれしい。僕たちの戦闘力は高いが、同時にチャンピオンシップの全体的なレベルが大きく上昇したことを理解し、現実的にならなければいけない」

「3週間前にテストを実施し、いい結果を得たが、改良すべき点もいくつか見つかった。イタリアGPは全く簡単ではないけど、大好きなコースで過去には勝利を挙げたことがある。ファンの後押しを受け、パフォーマンスをさらに高めよう」

■アレックス・リンス(MotoGPクラスランキング12位)
 第2戦アルゼンチンGPではMotoGPクラス初表彰台となる3位表彰台を獲得したものの、5戦中3回のノーポイントが響き、ランキング12位に止まっているリンス。昨年のイタリアGPはケガで欠場したため、MotoGPクラスでは今回が初レースとなる。

「数週間前にムジェロで行なったテストは、いいフィーリングだった。ムジェロでMotoGPマシンを初めて走らせることができ、情報を入手することができた」

「ムジェロは素晴らしいサーキット。テクニカルな高速レイアウトで、ラップタイムを出すために絶対的に重要となる個所はアラビアータ1(8コーナー)とアラビアータ2(9コーナー)の2つのコーナー。勇敢さが必要とされ、正しい走行ラインを走るために集中し、マシンの準備をしっかり進めることが重要だ」