連続ドラマ『マジムリ学園』が7月25日から日本テレビで放送される。
同作は、日本有数の不動産会社「神崎ランド」によって設立され、ほぼ全ての生徒が同社の作ったニュータウン「ユートピア嵐ヶ丘」に住む私立嵐ヶ丘学園を舞台にした作品。神崎ランドの社長の娘である生徒会長をトップにした厳しいヒエラルキーが存在する学校に謎の転校生リリィーが現れ、学校を変えようと生徒会に背いて「華組」を結成したことから、生徒会長の命によって彼女たちのもとに次々と最強の男たちが送り込まれる、というあらすじだ。
ある目的を持って嵐ヶ丘学園に転校する主人公・リリィーこと清水小百合役を演じるのは小栗有以(AKB48 Team 8)。5月30日に発売されたAKB48のシングル『Teacher Teacher』で自身初のセンターを務めた小栗は、連続ドラマ初主演を果たす。脚本は丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)が担当。
またリリィーと共に華組の中心メンバーとなるヒナこと朝陽日奈役に岡部麟(AKB48 Team 8)、バラこと桑原郁美役に向井地美音(AKB48)、スミレこと山本菫役に倉野尾成美(AKB48 Team 8)がキャスティング。生徒会長のカイザーこと神崎亜蘭役を本間日陽(NGT48)、リリィーや華組に粛清と教育を与える生徒副会長・ビスマルクこと加藤綾乃役を荻野由佳(NGT48)、一番隊隊長・アインツこと葵日向役を加藤美南(NGT48)、二番隊隊長・ツヴァイこと菊池知子役を谷口めぐ(AKB48)、街を取り囲むすさんだ町にある荒地工業高校の最強リーダーでリリィーの最大の敵となる卍こと松本聖子役を瀧野由美子(STU48)、華組の味方になる「エロ先生」こと後白河法子役を横山由依(AKB48)が演じる。
さらにリリィーや華組に対して送り込まれる男たちとして、K-1選手の城戸康裕、元大関・把瑠都、プロレスラーの坂口征夫、俳優の鈴木貴之、廣瀬智紀らが出演。また小柳友、落合モトキ、でんでん、馬嘉伶もキャストに名を連ねる。なお同作は初回放送終了後、Huluで配信される。
■小栗有以のコメント
・先輩たちが出演してきた『マジすか』シリーズの主演に起用されたことを聞いた時の感想
最初「主演」というお話を聞いたときは信じられなかったです。少し前からちょうど「マジすか」とかドラマに出たいなとすごく思っていた時期だったので、このお話がきてとても嬉しかったですし、今まで先輩方が作ってきた作品とはまた違う自分らしい作品をつくれたらな、という気持ちです。
・演じるリリィーについて
リリィ―は周りに何を言われようと「自分は自分」と突き進む人。私も「自分らしく」というのを渡辺麻友さんから教えて頂き、そう思って活動していますが、それはとても難しいことだと感じています。
リリィ―と自分は違うので、最初は感情の入れ方に苦戦しましたが、撮影が進むにつれて“自分ではない人”を演じるのは楽しいと気づきました。そう気づいた後は撮影がとても楽しいです。
・アクションについて
今回は今までの「マジすか」よりもアクションが多いですし、難度も高いです。最初は本当に難しく稽古の時も緊張していましたが、撮影をしていく中で、アクション部の方やカメラマンさんに褒めて頂くこともありすごく嬉しかったですし、少し自信がつきました。アクションは楽しくて大好きです。
・男性相手にアクションをすることについて
K-1選手や元力士の方とのアクションはとても大変だったのですが、皆さん「(実際に)あてて大丈夫だよ」といってくださったりして、とても安心感がありました。
共演者のみなさんに本当に助けられました。
・AKB48 Team 8のメンバーとの共演について
チーム8のメンバーも出演すると聞いて、それが華組というメイングループのメンバーだったので、さらにチーム8をみなさんに知っていただけるチャンスだなと思います。
個人としても、若いメンバーとしての新しい風を吹かせるときがきたという気持ちになりましたし、素直に「すごく嬉しい」とみんなで話しました。
・見どころについて
このドラマは内容もストーリーもすごく濃くてアクションもたくさんあります。この作品を通して、私のことをまだご存じない方にも注目して頂ける機会にもなりますし、AKB48の新しい風を吹かせたいと思います。この作品がAKB48の歴史に残るような作品になるんじゃないかと思いますし、そういう作品になってほしいなと思います。特にアクションに注目してください!