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MotoGP:マルケス、シーズン序盤だから「地に足をつけなければいけない」と3連勝を飾るも冷静

2018年06月01日 09:11  AUTOSPORT web

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マルク・マルケス/レプソル・ホンダ・チーム
MotoGP第6戦イタリアGPを前に、レプソル・ホンダ・チーム、3連勝中のマルク・マルケスとダニ・ペドロサが意気込みを語った。

■マルク・マルケス(MotoGPクラスランキング1位)
 アメリカズGPから3連勝を記録し、ランキングトップでイタリアGPに臨むマルケス。ムジェロでは2014年に1勝を記録、2016年に2位入賞の経験を持つが、MotoGPクラス1年目の2013年は転倒リタイア、2015年も転倒リタイアに終わり、昨年は6位に終わっている。

 フランスGPの前にはムジェロでテストも行ない、順調に調整を進めたというマルケス。

「アドバンテージを持って、イタリアに臨むことはいいことだが、まだまだシーズンの序盤。全てが接近しているから、地に足をつけなければいけない」

「フランスGPの前にムジェロではテストを実施し、速く、コンスタントなペースで走ることができた。これはいいことだけど、レースに向けて仕事を始めるときの状況を確認しなければいけない」

「タイヤ、セットアップ、気温などに関しては、常に疑問符が付く。数週間前と比べて、今週末は暑くなりそうだ。レースに向けてよい準備をするために、状況を管理して、集中しなければいけない」

■ダニ・ペドロサ(MotoGPクラスランキング10位)
 アルゼンチンGPとスペインGPで、本人だけのミスではない、2度の転倒リタイアを喫したことからランキング10位に止まるペドロサ。ムジェロのイタリアGPでは2012年、2013年と予選ではポールポジションを獲得し、決勝では2位入賞。2014年以降は3年連続4位に入賞、昨年は転倒リタイアに終わっている。

「カタルーニャでのテストの後、1週間休息をとった。ムジェロが楽しみだ。いいコースだし、僕の好きなコースだ」

「高速S字コーナーが多いから、正しいセットアップを見つけるために懸命に働かないといけない。コーナーに進入する際に、バイクのいいフィーリングを持てることが特に重要となる」

「ムジェロでは5月上旬にテストを実施したから、うまくスタートできるかどうか、様子を見てみよう」