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MM6のクリエイティブディレクターが手掛ける新ブランド「Vyner Articles」が今秋デビュー

2018年05月31日 19:23  Fashionsnap.com

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「エムエム6 メゾン マルジェラ(MM6 Maison Margiela)」ウィメンズウェアのクリエイティブディレクターを務めるヘイキ・サロネン(Heikki Salonen)が手がけるメンズブランド「ヴァイナー アーティクルズ(Vyner Articles)」が、2018年秋冬コレクションでデビューする。

 サロネンは出身国であるフィンランドのアアルト大学でファッションデザインを学んだ後、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートで修士課程を修了後、自身の名前を冠したブランドをスタート。「アーデム(ERDEM)」や「ディーゼル(DIESEL)」のウィメンズ部門で経験を積み、2013年に「エムエム6」に加入し今年で5年目になる。 「ヴァイナー アーティクルズ」は、フィンランドがゲストネーションとしてフィーチャーされた今年1月のピッティ・イマージネ・ウォモで発表。サロネン自らが着たいと思う服をデザインし、所属するブランドからだけではなく、直接カスタマーとの接点を持ちたいとの思いから、デザイナーにとってよりパーソナルなブランドとして立ち上げた。ブランド名は自身も自宅を構え、ギャラリーが密集する通りでも知られるロンドンの「ヴァイナーストリート」から命名し、製造は原材料から仕上げまでの一部を除くほぼ全ての工程を北インドで行なっている。  ワークウェアからインスピレーションを得たアイテムやストリートの要素を取り入れたプリントシャツ、セットアップなど80ユーロ~250ユーロの価格帯のアイテム中心に展開する。サロネンは「MM6のような大きなメゾンとは違い、ヴァイナー アーティクルズではもっとオーガニックな方法でものづくりをしている。自分にとってはチャレンジだが、これまで色々なブランドで経験し、貯めてきたアイデアをアウトプットしていきたい」とコメント。ファーストシーズンとなる2018年秋冬コレクションは、国内ではリステア(RESTIR)及び吾亦紅などのセレクトショップで取り扱う。
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