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「じゃんけんに勝てば内々定」石川県の会社が新卒採用で実施「他と違う採用をすることで会社を覚えてもらいたい」

2018年05月31日 16:31  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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住宅販売やリフォームなどを手がける「ひまわりほーむ」(石川県金沢市)は、2019年春入社の新卒社員を対象に、社長とのじゃんけんに勝てばその場で内々定を出す試みを行っている。

同社の担当者によると、「他社と違う採用方法を取って、会社を覚えてもらいたい」「誰にでもチャンスがあることで、いろいろな人に応募してほしい」という思いで昨年から始めた。実際に、昨年じゃんけんに勝利して内定を獲得し、今年4月に入社した社員もいる。現在はまだ研修中だが、「一生懸命やっている」と評価は上々だ。

就活生の中には「じゃんけんを練習してきた」という人も


じゃんけんは1次選考時に、複数の就活生と社長で対戦。最後まで残った1人が内々定を獲得できる仕組みだ。負けた場合は通常の選考フローに沿って選考に参加することができる。通常のフローでは、面接や筆記試験、レポートの提出、社長面接を経て内定が出る。

今年は採用実施時期が昨年より遅かったためか、応募数自体は昨年を下回っているという。しかし、「じゃんけんを練習して来た」人もいるなど、参加者の熱意は変わらないようだ。

4月下旬の選考では、1人に内々定を出したという。今年はあと2回、6月と7月に実施される予定だ。