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ウイリアムズF1の空力責任者が約1年でチームを離脱

2018年05月31日 07:41  AUTOSPORT web

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2018年F1第6戦モナコGP ランス・ストロール(ウイリアムズ)
ウイリアムズF1チームは、空力部門の責任者を務めたディルク・デ・ビアがチームを離れることを発表した。
                              

 2017年2月、ウイリアムズは、その前年夏までフェラーリで空力部門のボスを務めていたデ・ビアの起用を明らかにした。その年の3月から業務を開始したデ・ビアだが、わずか1年半足らずでウイリアムズから離脱することが決まった。

「ウイリアムズは、ディルク・デ・ビアがヘッド・オブ・エアロダイナミクスの役割から退くことをお知らせする」とチームの声明には記されている。

「この1年、ハードワークにあたってくれたディルクに感謝し、彼の今後の活躍を祈る」

「今年ウイリアムズに加入した、チーフエンジニアのダグ・マッカーナンが、マシンの空力およびデザインの方向性についての全責任を担う。また、デイブ・ホイーターがヘッド・オブ・エアロダイナミクスのポジションにつく」

 昨年からウイリアムズは技術部門の再編を行っており、メルセデスでエグゼクティブディレクターを務めたパディ・ロウが2017年にチーフテクニカルオフィサーとして加入した。しかし今年は深刻なパフォーマンス不足に陥っており、2006年からウイリアムズで過ごし、チーフデザイナーを務めたエド・ウッドが、5月のスペインGP前にチームを離脱したばかりだった。

 ウイリアムズは第6戦終了時点で4点しか獲得できておらず、コンストラクターズランキング最下位に沈んでいる。