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『バーフバリ 王の凱旋<完全版>』48ページに及ぶ豪華版パンフレット緊急発売決定!

2018年05月30日 18:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 『バーフバリ 王の凱旋<完全版>』の公開を記念して、5月31日より、オールカラー48ページに及ぶ劇場パンフレットが発売されることが決定。さらに、パンフレットからS・S・ラージャマウリ監督インタビューの内容の一部が公開された。


参考:『バーフバリ 王の凱旋』は歴史に残る娯楽超大作だーー黒澤明やジョージ・ルーカスの精神を受け継ぐ


 マヒシュマティ王国の伝説の王バーフバリの子である若き勇者シヴドゥことマヘンドラ・バーフバリと、暴君バラーラデーヴァとの戦いを描いた『バーフバリ 王の凱旋』は、昨年12月29日から始まった日本公開以来、異例のロングラン・ヒットを記録。本作は、そのオリジナル完全版となる。141分インターナショナル版とは異なる、本国インドで公開されたバージョンで、ヒロインのデーヴァセーナが歌い踊る楽曲「かわいいクリシュナ神よ」をはじめ、26分の初公開シーンを追加した167分の上映時間となる。


S・S・ラージャマウリ監督インタビュー(『バーフバリ 王の凱旋<完全版>』劇場パンフレットより)
ーー『バーフバリ 王の凱旋<完全版>』は、これまで日本で上映されてきたインターナショナル版とどこが違い、また監督としてどこを見て欲しいと思いますか?


S・S・ラージャマウリ(以下、SSR):インターナショナル版はテンポやスピード感を意識し、ノンストップのジェットコースターに乗っているような感覚で楽しんで欲しいと思って編集しました。一方、<完全版>では、ぜひ物語の機微や余韻、奥行きをじっくり味わっていただきたいと思います。両者は短縮版とノーカット版という関係ではありません。私としてはどちらもそれぞれに完成された作品として自信があり、甲乙はつけられません。ぜひ両方を楽しんでいただければと思います。


ーー日本で両バージョンが上映されるようになったことをどうお考えですか?


SSR:とにかく日本の観客の皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。インドとは違う文化圏の日本でこの作品がこれだけ理解され、愛されたことは本当に驚きです。『バーフバリ』2部作は世界中でヒットしましたが、観客層の大部分は世界中に住むインド系の方々でした。
当然両バージョンを上映する国は日本が初めてです。私たちは『バーフバリ』が語る物語が普遍的で万国共通のテーマを持った世界規準のものだと信じ、プロジェクトを進めてきましたので、それが証明されたことも嬉しいです。


(リアルサウンド編集部)