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女子高大生の7割「彼氏が1つ年上でも『割り勘』派」 カップル間の対等な関係性を心地よく感じる傾向

2018年05月30日 17:31  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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女子高生・女子大生の動向調査などを行うガールズトレンド研究所は5月30日、「お財布事情に関する意識調査」の結果を発表した。調査は今年4~5月にインターネットで実施し、女子高校生・女子大学生116人から回答を得た。

1か月に平均して最もお金をかけていることを聞くと、1位は「飲食」(33.7%)。うち40.6%が「友だちとの飲食」に消費しており、以降「コンビニでの買い食い」(25%)、「学校や職場でのお昼ご飯」(15.6%)、「彼氏との飲食」(9.4%)と続く。

「絶対おごってほしい」は1.7%に留まる

お金をかけていることの2位以降は「ファッション」(17.9%)、「美容」(12.6%)、「趣味」(11.6%)、「娯楽」(11.6%)、「交通」(5.3%)、「携帯」(4.2%)と続き、「貯金」(2.1%)が最も少なかった。

最近贅沢をしたことを聞くと、1位は「豪華な食事やデザートなどを食べた」(19%)で、2位「化粧品を購入した」(11.9%)、3位「たくさん食べた・飲んだ」(9.5%)と飲食に関することがトップ3のうち2つを占めた。

また1つ上の彼氏がいた場合、デート代の割り勘について聞くと「アリ!むしろ割り勘がいい」(39.8%)が4割近く、「まぁ割り勘でもいい」(30.7%)と合わせると70.5%が割り勘肯定派だった。

一方、「どちらかというとおごってほしい」は27.3%で、「絶対おごってほしい」は1.7%に留まった。

使っている財布、女子高生は「ノーブランド」、女子大生は「コーチ」が最多

調査元は「バブル全盛期お頃は、女性が男性に3高(高身長・高収入・高学歴)を求め、『彼氏がデート代をおごるのはあたり前』という意見が主流だった」とした上で、

「しかし、働く女性が増え価値観の多様化が進む中で、今の女子高大生はカップル間において"対等"な関係性を心地よいと感じる傾向にあると思われます」

とコメントしている。なお女子高大生の平均収入を聞くと、親から貰える金額の平均は8282円。金額としては「0円」(35.8%)が最も多く、「5000円台」(20%)、「1万円以上」(18.9%)と続く。またバイト代の平均額は4万6828円だが、バイトをしていない人も66.3%いる。

使用している財布については「長財布」が女子大生(64%)、高校生(82.4%)が最も多い。財布のブランドは女子高生の上位3位が「ノーブランド」(12.5%)、「サマンサタバサ」(10.9%)、「コーチ」(7.8%)と続く。

女子大生は「コーチ」(20%)、「サマンサタバサ」(15%)、「プラダ」「ビビアン・ウエストウッド」「ケイト・スペード ニューヨーク」(10%)と続く。