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ロバート・デ・ニーロ、超有名レストランでトランプ大統領を入店禁止に?

2018年05月30日 14:32  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ロバート・デ・ニーロ「俺のレストランにトランプは…」
かねてより米大統領を「嫌い」と公言している俳優ロバート・デ・ニーロは、人気シェフ松久信幸氏と共に各地で超有名レストラン「Nobu」を経営している。しかしオーナーのひとりとしてお客を歓迎すべき立場でありながら、デ・ニーロは出入りを禁じたいと思っている人物がいるという。

このほどレストラン「Nobu」がスペインにて「Nobu Hotel Marbella」をオープンし、オーナーのひとりであるロバート・デ・ニーロが『Daily Mail』の取材を承諾。そこでドナルド・トランプ大統領に言及し、こう語った。

「奴が何を好きだろうが、どうでもいい。もし俺がいるレストランに歩いて入って来たとしたら、俺は立ち去るだろう。」
「というより、トランプは『ノブ』の店には出入りをさせない。」

しかし松久氏はデ・ニーロよりも穏やかな性格らしく、このように話している。

「デ・ニーロの隣にトランプが座る―それこそが僕の夢ですね。そしてお二人に寿司を握ってさしあげたいのです。」

ちなみに“トランプは出入り禁止”発言について、デ・ニーロの広報担当者は『Page Six』にこう述べた。

「何をお読みになったのかはさておき、誰も出入り禁止ではありませんよ。」

だがデ・ニーロの“トランプ嫌い”は有名で、過去には以下のようなトランプ批判で世間を驚かせていた。

「かつては人の気持ちをぐっと高めるような国だったはず。なのに今のこの国は、くだらんお笑い映画さながらだ。」
「もうバカバカしいとしか言いようがない。この男は大統領たる地位を汚したのさ。その地位の価値をグッと下げてしまったんだ。この男のしたことは、非現実的なんて生ぬるいものじゃない。」
「あの野郎の顔をブン殴りたい。」
「アイツは愚かな豚野郎だ。」

ここまで嫌っていれば「出入り禁止」もあり得そうなものだが、前述の広報担当者によると「出入り禁止になるのは、酒に酔ってスタッフに絡むような人だけです」とのことだ。

「そう、ここはレストランであって、政治につき討議する場ではありませんから。」
「何度聞かれても答えは同じです。どなたでもディナーに来てくださって結構です。」

とはいえ、トランプ大統領もこれだけ嫌われては「行く気もしない」というのが本心ではないだろうか。ちなみに大統領の好物はマクドナルド、KFCなどファストフード系である。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)