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スクールバスで8時間置き去りにされた幼児が死亡(中国)

2018年05月30日 07:12  Techinsight Japan

Techinsight Japan

事故が起きた幼稚園(画像は『TVBS新聞網 2018年5月28日付「4歲童關校車曬8小時身亡! 幼稚園到放學都沒發現」(圖/取自大陸微博)』のスクリーンショット)
中国・湖北省武漢市の幼稚園で24日、スクールバスに乗って登園した4歳男児がバスの中に8時間置き去りにされる事故が発生した。男児は午後3時の降園時間に園長によって発見されたが、搬送された病院で死亡したという。

『TVBS新聞網』などが報じたところによると、事故が起きたのは武漢市江夏区にある星星幼兒園。年少クラスのこの男児はスクールバスで毎日送迎してもらっていたという。母親の話では、24日の朝もいつものように送り出したが、午後4時に連絡を受けて病院に駆けつけた時には、すでに息を引き取った後で警察から窒息死が告げられた。

バスの運転手はこの日、すべての園児を送り出した後にバス内を確認せず、ドアを施錠したという。男児は車内に置き去りにされたまま8時間、誰にも気づかれなかった。午後3時すぎ、園児の帰宅時間の準備をしていた園長が車内に倒れている男児を見つけた。その子は高熱で、意識不明の状態だったという。

なおこの日は気温が30度まで上昇し、屋外の駐車場に停められたバス車内は40度に達していたもようだ。園長、運転手、担任教員らは警察の事情聴取を済ませたばかりだが、過失致死罪で送検されるとみられている。

画像は『TVBS新聞網 2018年5月28日付「4歲童關校車曬8小時身亡! 幼稚園到放學都沒發現」(圖/取自大陸微博)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 片倉愛)