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ハミルトン、“退屈な”モナコのコース改修を提案「もしレースを観ていたら居眠りしていたよ」

2018年05月30日 07:01  AUTOSPORT web

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2018年F1第6戦モナコGP ルイス・ハミルトン
ルイス・ハミルトンは、何人かのドライバーが日曜のレースが行列のようで退屈だったと指摘したことを受け、モナコGPはその象徴的なコースの改修を真剣に考える時が来ていると述べている。

 ドライバーや観客の視点から見れば、2018年モナコGPが最も記憶に残るレースとして、伝えられることはないだろう。

 マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、昨日のレースはおそらく「これまでで一番退屈なF1レース」だったと主張し、フォース・インディアのセルジオ・ペレスもそれに同意している。

「僕が退屈だったとすると、家でレースを観ていたファンたちのことを想像したくないね」とペレスは語った。

 ハミルトンもそれに追従したが、彼はモンテカルロではおそらくコースの変更が行われるのではないかと示唆した。

「もし僕がソファでレースを観ていたら、居眠りしていただろうね」と4度の世界チャンピオンであるハミルトンは語った。

「驚くくらいプッシュしなかったよ。これまで覚えている限りで一番少なかった。このレースには違うフォーマットが必要だ」

「最近、僕はモナコ大公に、コースを改修する時期に来ているのではないかと話をしたんだ。この数年でモナコでは多くの道路が建設されたから、コースをより良いものにすることができるだろう」

「もしくは、レースの様式を変える必要があるかもしれない。分からないけどね。モナコは素晴らしいコースだけど、もしかするとここではふたつのレースが必要かも。今回は僕の人生で一番長い78周だったよ!」

 しかし、メルセデス・モータースポーツのボス、トト・ウォルフは、ハミルトンの否定的なコメントを退けている。

「ルイスはいつも自由に彼の意見を述べているが、これがモナコだ。深刻な事故やセーフティカーがなければ、常に同じような内容になる。サッカーだって面白いゲームのときもあれば、つまらないゲームのときもあるだろう」とウォルフは語った。