ルイス・ハミルトンは、何人かのドライバーが日曜のレースが行列のようで退屈だったと指摘したことを受け、モナコGPはその象徴的なコースの改修を真剣に考える時が来ていると述べている。
ドライバーや観客の視点から見れば、2018年モナコGPが最も記憶に残るレースとして、伝えられることはないだろう。
マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、昨日のレースはおそらく「これまでで一番退屈なF1レース」だったと主張し、フォース・インディアのセルジオ・ペレスもそれに同意している。
「僕が退屈だったとすると、家でレースを観ていたファンたちのことを想像したくないね」とペレスは語った。
ハミルトンもそれに追従したが、彼はモンテカルロではおそらくコースの変更が行われるのではないかと示唆した。
「もし僕がソファでレースを観ていたら、居眠りしていただろうね」と4度の世界チャンピオンであるハミルトンは語った。
「驚くくらいプッシュしなかったよ。これまで覚えている限りで一番少なかった。このレースには違うフォーマットが必要だ」
「最近、僕はモナコ大公に、コースを改修する時期に来ているのではないかと話をしたんだ。この数年でモナコでは多くの道路が建設されたから、コースをより良いものにすることができるだろう」
「もしくは、レースの様式を変える必要があるかもしれない。分からないけどね。モナコは素晴らしいコースだけど、もしかするとここではふたつのレースが必要かも。今回は僕の人生で一番長い78周だったよ!」
しかし、メルセデス・モータースポーツのボス、トト・ウォルフは、ハミルトンの否定的なコメントを退けている。
「ルイスはいつも自由に彼の意見を述べているが、これがモナコだ。深刻な事故やセーフティカーがなければ、常に同じような内容になる。サッカーだって面白いゲームのときもあれば、つまらないゲームのときもあるだろう」とウォルフは語った。