日本大学文理学部は5月28日、同学部サイトに「報道機関の皆さまへ」という要請を掲載した。同大学アメフト部の悪質な反則行為に関連し、「一部の報道機関の方から学生への行き過ぎた取材が行われ、不安と困惑の声が寄せられています」と明かし、
「学生も連日の報道により苦しい思いをしております。長時間のインタビューや自宅への度重なる電話や訪問などの取材はお控えいただきますよう、お願いいたします」
と、配慮を求めた。【日本大学の口コミはこちら(キャリコネ)】
「学生たちには落ち着いた環境で勉学に専念できるよう支援」
また、要請文冒頭では、
「文理学部としてはそれらの報道を重く受けとめるとともに、学生たちにはひきつづき落ち着いた環境で勉学に専念できるよう支援していく所存です」
と述べていた。日本大学には16の学部と通信教育部があるが、5月29日16時30分時点で、報道機関に配慮を求める文書を掲載しているのは文理学部だけだ。同学部は、5月24日から26日にかけて順次掲載された学生向けの謝罪文でも、他学部と異なるオリジナルの内容を掲載し、話題になっている。