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"スターバックス×日本の食文化"新プロジェクト始動、第1弾は棒ほうじ茶フラペチーノ

2018年05月29日 14:32  Fashionsnap.com

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「加賀 棒ほうじ茶 フラペチーノ」(税別620円) Image by: FASHIONSNAP
スターバックス コーヒー ジャパンが、新プロジェクト「スターバックス ジャパン ワンダー プロジェクト(STARBUCKS JAPAN WONDER PROJECT)」を始動した。第1弾として、石川県の加賀 棒ほうじ茶にフォーカスした「加賀 棒ほうじ茶 フラペチーノ」を5月30日から販売する。

 グローバル企業でありながらローカルに根付いた取り組みを行っている同社は、これまで抹茶やさくらをイメージした商品開発や、築100年の歴史ある伝統的建造物を活用した「スターバックス コーヒー 京都二寧坂ヤサカ茶屋店」をはじめとする店舗開発など、日本の伝統に敬意を払ったプロジェクトを実施してきた。継続的に展開する「スターバックス ジャパン ワンダー プロジェクト」は、日本文化をさらに盛り上げるために立ち上げたという。職人技や原材料、風味といった日本の食文化とスターバックスの開発力を掛け合わせたビバレッジやフード、グッズを通じて、訪日外国人に他の国にはない日本文化を体験してもらうと共に、日本人が自国の良さを見直すきっかけにもつなげていきたい考えだ。
 第1弾商品「加賀 棒ほうじ茶 フラペチーノ」には香料・着色料不使用の加賀棒茶ジェリー、ホワイトチョコレート、細かく粉砕した棒ほうじ茶とグラニュー糖を混ぜ合わせたフラペチーノが入っており、棒ほうじ茶の風味豊かな味わいが楽しめる一杯になっている。Tallサイズのみの展開で、価格は税別620円。5月30日から7月19日まで販売される。
 発売前日の5月29日に開催された新作フラペチーノおよび新プロジェクト発表会では、加賀 棒ほうじ茶の焙煎士 織田聡氏らが登壇。加賀 棒ほうじ茶には茶葉の希少な部位とされている茎だけを使っているため、織田氏は今回の開発で「量を揃えて焙じるのは大変だった」と振り返りながら、「スターバックスから加賀 棒ほうじ茶を使ったドリンクが出ることで日本全国に広まり、新しいお茶の文化にしていけたら」と期待を示した。