フェラーリのチーフデザイナーがザウバーに移籍。テクニカルディレクター就任が発表

フェラーリのチーフデザイナー、シモーネ・レスタがアルファロメオ・ザウバーF1チームに移籍し、同チームのテクニカルディレクターを務めることが明らかになった。

　28日、ザウバーは、フェラーリでヘッド・オブ・ビークルプロジェクト・コーディネーション（実質的にチーフデザイナー）の役割を果たしてきたレスタが、7月1日からザウバーのチーム代表フレデリック・バスールの直属としてテクニカルディレクターのポジションに就くことを発表した。

　ザウバーは5月2日にテクニカルディレクターのヨルグ・ザンダーがチームを離脱することを明らかにしていた。

　フェラーリは、レスタは5月31日にフェラーリを離脱すると発表している。7月1日にザウバーに加入するということは、レスタは長期的なガーデニング休暇なしに移籍を果たすことになる。

　ザウバーはフェラーリのパワーユニットを使用、アルファロメオをタイトルスポンサーとし、フェラーリの育成ドライバー、シャルル・ルクレールをレースドライバーとして起用するなど、フェラーリとの関係を深めている。