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3代目『BMW MINI』の主力、3ドア、5ドア、コンバーチブルがモデルチェンジ

2018年05月28日 19:51  AUTOSPORT web

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モデルライフ中盤ながら、大幅な改良が施された3代目『MINI』シリーズ
BMWがヘリテージを引き継いで以降、すでに3代目を数えるBMW一族の『MINI』シリーズで、基幹モデルたる3ドア、5ドア、コンバーチブルの3モデルが大幅なモデルチェンジを敢行。内外装のリデザインやコネクテッド系の強化に加えて、新たに7速DCTを採用して走りの質感を大きくレベルアップさせ、5月16日より発売開始となっている。

 2002年にBMWが初代ミニのエッセンスを現代に甦らせ、代を経るごとに熟成と進化を続けてきたBMW MINIシリーズ。今や背高クロスオーバーやワゴン的ユーティリティを備えるモデルまでバリエーションを拡大するなか、その骨格となるオリジナルの3ドア、そして日本市場では最多量販となった5ドア、並びにオープントップのコンバーチブルが、モデルライフ中盤とは思えないほどの大幅刷新を受けた。

 その新型MINIのフロントデザインでは、MINIのデザインアイコンである丸型ヘッドライト、六角形グリル、クロームパーツといった要素を活かしながら最新技術とモダンなデザインを融合し各所を一新。

 最新のCI(コーポレート・アイデンディディ)に基づき、より薄型となった新しいMINIのロゴを配置し、丸型ヘッドライトは新たにリング形状となったLEDのデイライト・ランニングを標準装備することで丸目をくっきりと浮き立たせた。

 そして一目で新型を識別する特徴的な変更点として、リヤのコンビネーションライトはMINIの故郷であるイングランドを感じさせるユニオンジャックのデザインを取り入れると共に、左右非対称なデザインとすることで、個性をより際立たせている。

 また標準系のガソリンエンジン搭載グレードとなるONE、Cooper、Cooper Sには、新たに7速のデュアルクラッチトランスミッション(DCT)を初採用。モデル中盤の改良としては珍しいパワートレーンの根幹となるトランスミッションにも大幅に手を入れ、いまや洗練という言葉がふさわしいほどに進化を遂げた“ゴーカート・ライド”にも見合う、キレの良い変速フィーリングを実現している。

 さらに車載通信モジュールにより、ドライバー、クルマ、そして、それらを取り巻く周辺環境をITネットワークで繋ぐことで「もしもの時に備える万全の安全性」、「カーライフを進化させる革新の利便性」を提供する革新的な総合テレマティクスサービス“MINI Connected”を、ONE以外のグレードに標準装備。

 iOS搭載のスマホからアプリを通じて各種の機能を操作できるほか、ニュース、天気予報などのインフォメーション、ドライバーズサポートデスクなどの機能を活用できる、クラスを超えたインフォテインメント機能が備えられた。

 エンジンは従来どおり各3、4気筒のガソリン、ディーゼルがそれぞれ用意され、3ドアが238万~450万円。5ドアが271万~407万円。そしてガソリンのみのコンバーチブルが373万~523万円となっている。
MINIカスタマー・インタラクション・センター:0120-3298-14
MINIインターネット・ウェブサイト:http://www.mini.jp