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マツコ「日大ダメダメキャンペーンはちょっとかわいそう」 在校生やOBに同情

2018年05月28日 19:21  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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未だ収束がつかない、日大アメフト部の危険タックル問題。メディアでは日大バッシングが続いているが、マツコ・デラックスさんが5月28日放送の『5時に夢中!』(TOKYO MX)で苦言を呈した。

「こういう人たちがやっている大学を選んでしまった学生たちが悪いって言ってしまったら終わりなんだけど、ちょっとあまりにも日大批判しすぎかなって思う」

一方で「無知は愚かだってことを学生にも分かって欲しい」

日大は日本で最も学生数が多い大学で、在学生は約7万人、卒業生は100万人以上いる。さらに附属中学・高校に通う生徒や保護者を含めると、膨大な人数が日大関係者となる。これに対してマツコさんは

「それだけの人が日大に関わって生きてると考えると、あんまり日大ダメダメキャンペーンをしてしまうと、ちょっとかわいそうだなと思う」

と、一連の日大批判に同情をしているようだ。一方で、「無知は愚かだってことを学生にも分かって欲しい」と話す。

「何も考えずに大学だの会社だの選んで、入ってからすごく文句を言う人が多いけど、そんなに綺麗なものだけがこの世を形成しているわけではなくて、こういうことがいつ起きてしまうかも分からないくらい何かに属すことはリスクでしかない」

在校生に「俺たちの金で経営陣は食ってんだぞって、モノを言うことくらいはしていいと思う」

株式トレーダーの若林史江さんも「会社に入ることも一番の人生の投資」とマツコさんの意見に同意し、自分の身を置く場所を精査する必要があるとコメントしていた。日大ブランドの崩壊とも言われる同問題から、マツコさんは今後の日大について

「日大なんてすごくメジャーな大学だし、これでどうこうなるレベルではない。でも来年は受験者だって減るだろうし……経営をしてるんだって意識を学校も持たないと」

と経営陣に対しての批判も口にした。しかしそれ以上に、在校生に対して「(経営陣は)俺たちの金で食ってんだぞって自覚を持って、ちょっとモノを言うことくらいはしていいと思うよ」と再度警鐘を鳴らした。