2018年F1モナコGPの土曜、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンはFP3でのクラッシュの影響で予選に出場できなかった。
レッドブルは予選に向けてマシンの修理に当たったが、Q1終了までに間に合わず、出走を断念した。ギヤボックスにダメージが見つかったため交換され、それによりフェルスタッペンには5グリッド降格のペナルティが科されることが決まった。なお、予選に参加しなかったフェルスタッペンだが、プラクティスで十分なタイムを出していたとして、スチュワードから決勝出走の許可が下りており、最後尾からスタートする予定。
■アストンマーチン・レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 予選=出場せず
言い訳するつもりはないけど、(FP3で)前に遅いマシンがいて、不意をつかれた。それでバリアのイン側に接触し、その後、ウォールにクラッシュしてしまった。一瞬気をとられて、あっという間の出来事だった。ターンインが早すぎたと思う。中国の時と同じく、僕のミスだ。もちろんこんなことは起きてほしくはないけれど、あいにく起きてしまうことが時にはある。僕自身は予選への準備ができていたが、チームがエンジンを始動してみてから、漏れが発見された。その時にはもう間に合わなかった。波瀾万丈な一日になってしまった。
このサーキットではポールポジションと優勝を狙えると分かっていただけに、余計に辛い気持ちになる。小さなミスだったのに、大きな代償を払う結果になった。それがモナコだ。
(ポールポジションを獲得した)ダニエル(・リカルド)が予選後、エナジーステーションに戻って来た時、おめでとうと言った。彼はすごいパフォーマンスを見せつけたね。
ここで僕らが速いことは分かっている。だけどオーバーテイクは難しいから、前に詰まってしまうと、ほとんどできることはない。
(Sky Sportsに対して語り)反省しなければならない。ミスをしてしまった。他のマシンに出くわしてびっくりしたんだけど、それは言い訳にならない。