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アロンソ今季最高の予選7番手「セットアップ大変更のギャンブルが成功。一時はひどい状態だった」F1モナコGP土曜

2018年05月27日 11:51  AUTOSPORT web

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2018年F1第6戦モナコGP フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)
2018年F1モナコGPの土曜予選で、マクラーレンのフェルナンド・アロンソは7番手だった。
 木曜のFP1の大部分をブレーキトラブルで走れなかったアロンソは、セットアップ作業に遅れが生じ、FP3では15位に沈んだ。予選前にセットアップを大きく変更した結果、マシンのハンドリングが改善し、Q3進出を果たすことができた。7番手はマクラーレンにとって予選における今季最高位にあたる。

■マクラーレンF1チーム
フェルナンド・アロンソ 予選=7番手
 FP3で15位だったので少し心配になった。バランスが理想的ではなく、ペースが悪かったからだ。でもチームの皆が予選前にマシンに大きな変更を加えてくれて、それがうまくいった。一か八かのような部分もあったが、すべてがうまくいった。

 今日の予選はストレスが大きかった。トラフィックが多いなかで、タイヤがフレッシュな時にうまく1周をまとめなければならず、その後は自分のタイムが十分なのかどうか、状況を見守る。神経が張りつめる、とても難しい時間だった。

 明日は長いレースになるだろう。ウォールに当たらないよう気を配りながら、できるだけいい結果を持ち帰らなければならない。まずはオープニングラップでポジションを落とさないようにして、戦略を活用してうまく戦う必要がある。

 レースではタイヤがカギになる。ハイパーソフトはデグラデーションがとても高いから、なんとかうまく労わって走らなければならない。


 とても難しい週末を過ごしてきた。FP1ではブレーキトラブルで走行時間を失い、FP3ではマシンのハンドリングがとても変だった。リヤとフロントがちぐはぐな感じで、低速コーナーではリヤに、高速コーナーではフロントに問題があった。そういう状態を解決するのは難しい。

 だが、ギャンブルをしてセッティングを大きく変え、予選に臨み、マシンのハンドリングを確認してみた。すると走り出してすぐに、全く違うマシンのように感じ、ハンドリングが良くなっているのが分かった。おかげで自信を持って攻めることができた。7番手を獲得できて、とてもうれしい。