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全日本F3第4戦SUGO:坪井が開幕4連勝。2位は宮田、3位は阪口に

2018年05月27日 10:51  AUTOSPORT web

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全日本F3選手権第4戦を制した坪井翔(右)と2位の宮田莉朋(左)
全日本F3選手権第3戦は5月26日、宮城県のスポーツランドSUGOで25周の決勝レースが行われ、ポールポジションスタートの坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)が4連勝を飾った。2位は宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM'S F314)、3位は阪口晴南(TODA FIGHTEX)となった。

 18周で争われた第3戦の決勝から一夜明け、10時10分からスタートした全日本F3選手権第4戦の決勝。迎えたスタートでは、ポールポジションの坪井がトップで1コーナーへ。一方2番手スタートの大湯都史樹(TODA FIGHTEX)がわずかに加速が遅れ、3番手スタートの宮田、4番手スタートの阪口が先行する。

 第3戦でもポジションを落とした大湯は2周目の1コーナーで阪口をかわしたが、第4戦でも2周目の1コーナーで阪口に仕掛ける。しかし、アウトに位置をとらざるを得なかった大湯は阪口をかわせず、逆に5番手の笹原右京(THREEBOND)に迫られた。

 序盤はファステストラップの1ポイントを狙ったトップの坪井が1分14秒152をマークする一方、大湯と笹原による4番手争い、そして片山義章(YTB F318)、根本悠生(Albirex-RT)、金丸悠(B-MAX RACING F3)との6番手争いが展開されていく。ただ、どちらもなかなかオーバーテイクには至らず順位は変わらなかった。

 一方、15周を過ぎる頃にはラップダウンが現れ、それを使って2番手の宮田がわずかに首位の坪井とのギャップを削り始める。一時は2秒近くまで広がった2台の差は、1秒近くまで縮まるが、20周を過ぎる頃にはふたたび坪井がギャップを広げ、そのままチェッカー。坪井が開幕4連勝を飾った。ただ、24周目に宮田が1分14秒089をマークしファステストラップの1ポイントを加算しており、坪井の2戦連続のフルマークはならなかった。

 2位は宮田、3位は阪口という結果に。4番手争いは大湯が制し、笹原が5位、片山が6位でチェッカーを受けた。