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三代目JSB 今市隆二、「R.Y.U.S.E.I.」の重要性を語る 「あれで三代目のスタイルが出来上がった」

2018年05月26日 13:31  リアルサウンド

リアルサウンド

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 5月25日放送の『another sky-アナザースカイ-』(日本テレビ系)に、今市隆二(三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE)が出演した。


参考:三代目JSB 岩田剛典、山下健二郎とも通った思い出の店を紹介 


 今市が訪問したのは、海外レコーディングで2カ月滞在したという思い出の地、アメリカ・ロサンゼルス。プリンスをはじめ、世界の頂点に立った多くのミュージシャンが使用したスタジオを訪れた。その後、今市はロサンゼルスを離れ、ミネソタ州・ミネアポリスでスーパーボウルを観戦。来場者数は67000人。スタジアムの光景に今市は圧倒される。そして恒例のハーフタイムショーに登場したのは、ジャスティン・ティンバーレイク。世界最高のエンターテインメントと称される舞台で、ジャスティンは15分のライブを展開し、「ミネソタ・ミネアポリスの皆さんに捧げます」と告げベールにプリンスを映写しコラボレーション。ミネソタは、プリンスが産まれ最期まで住んだ地でもあった。ジャスティンのライブを観た今市は、「15分ぐらいの限られた時間でさすがだなぁと思いましたね。日本と海外なので違うのかもしれないですけども、アーティストとしては同じ立場なので、そういう意味では悔しいと感じましたし、それを超えるくらいの何か吸収したいと思える気持ちがあったので」と悔しい自分とインスピレーションのスイッチが入る自分がいたと明かした。


 今市はグループ加入以前「週に2、3回は受けてたので、もう100回以上は片っ端から受けてましたね」と現場作業員とボイトレを繰り返す日々だったという。2006年に本格的にプロを目指し、2010年に三代目 J Soul Brothersとしてデビュー。そして、2014年に代表曲「R.Y.U.S.E.I.」をリリースする。「デモ視聴会というのがあって、ほかに何曲かあったんですけど、『R.Y.U.S.E.I.』がかかった時に、『あっ、これは来るな』っていうのがあって」と初めて楽曲を聴いた時のことを振り返り、「あれで三代目のスタイルが出来上がったのもあったので、ターニングポイントでしたね」と「R.Y.U.S.E.I.」について語る。


 今市には2006年、2010年、2014年と4年刻みで、ターニングポイントが訪れていたが、今年2018年にはソロ活動をスタートさせた。「今年のソロプロジェクトに向けてのこれ以上ない助走でしたね」と語るのは、昨年、単身ロサンゼルスに赴き、彼の洋楽の入り口だというブライアン・マックナイトの家でホームステイしたのもその準備だった。グループの活動とソロの活動を比べても、今市は「for 三代目。みんながそれぞれ戻った時に、強くなれるんじゃないかな」と全ては三代目のためだと述べる。「デビューしてすぐロサンゼルスに来て、いろんな刺激を受けて、日本の活動に持って帰ってっていうののをずっと繰り返しているので、もう本当に大切な場所だと思いますね」と今市は改めてロサンゼルスの地を踏みしめる。「4年の節目を感じているので、今は第三章ですかね」と今いる現在地を確認した今市は「めちゃめちゃ大きい夢なんですけど、グラミー賞とかも獲れたらヤバくないですか。言うのはタダだし、言わないと逆に届かないので。まぁ、それは遠いんですけど、ずっとそれを諦めないでやってたらいつかは届く可能性もあるのかなという気持ちにはなりましたね」と目指すのは世界の頂点だと豪語した。


 6月1日の放送では今井美樹がフランス・パリを訪れる予定だ。(向原康太)